スキューバダイビングとは      大石さんのホームページへ戻る

 スキューバとは、英語のSelf Contained Underwater Breathing Apparatusの頭文字SCUBAで、空気などの呼吸ガスを携行する方式の潜水器具を指す用語です。自給式水中呼吸装置とも訳されます。

スキューバダイビングは、工事、海難救助、軍事的活動としても行われるが、一般にはレジャーダイビングを示すことが多いのです。

レジャーダイビングの場合、潜水深度は最大で40メートル程度で、潜水時間は45分が一般的です。(潜水深度で変わります)。

スーキュバダイビングをするには資格(Cカード)が必要で、Cカードを取得しなければスキューバダイビングをすることはできません。

必要な主な機材は、次のようなものです。
  「空気ボンベ」(タンク)
  「レギュレーター」(ボンベと口を繋ぐホースのついた呼吸装置で空気圧調整弁がついている)
  「ダイビングスーツ」(保温、身体保護)
  「BCD」(浮力調整装置でチョッキのような形で裏と表の生地の間に空気を入れる浮き袋、タンクもこれについている)
  「水中マスク」、「フィン」(足ひれ)、「スノーケル」、「ウェイト」とそれを固定する「ウェイトベルト」などです。 
  この他、「ダイブコンピュータ」(潜水時間、温度などを示す)、残圧計、深度計、コンパス、時計なども必要と なります。

これらは個人が所有すると言うより、それなりの組織が所有管理し、個人はそれを借りて楽しむことになります。
Wikipediaの写真、後から出てくるダイバーの写真を参考にしてください。(個別にはおいおい、解説していきましょう。

                      

                            ビデオ撮影中のダイバー 

Cカードとは、ダイビング指導団体が、直接、またはフランチャイズを通じて実施する技能講習を終了した者に対し発行する技能認定(Certification)カードです。

ダイビングで最も重要なことは、身体に水圧がかかることです。
身体でこの圧力の影響を最も受ける場所は、空気のある場所(サイナス)、鼻、耳、肺です。
これ等の空間を水圧から守るため、水圧と同じ空気圧の空気を吸えるように、レギュレータには調整弁がついています。


もう一つは、水中で圧力の高い空気を吸うと、空気中の窒素が体内細胞に溶け込み、減圧症(潜水病)を引き起こすことです。水圧が高くなるほど、溶け込む量が多くなりますので、深く潜るほど減圧症にかかりやすくなります。この為ダイブコンピュータの指示をよく見ながら潜る必要があります。

 潜水技術はそんなに難しくはありません。初めBCDに空気を入れておきますと、水面で浮いています。

潜水したい時は、BCDのバルブを開きますと、少しづつ空気が抜けて、静かに沈みます。止めるととまります。
入れると浮き始めます。だだこれだけです。


水中で空気が吸えるのは快適です。水中から太陽を見ると、きらきら輝いていてとてもきれいです。10m位のところで、じっと浮いて止り、太陽を見るだけでも最高です。(宇宙遊泳しているようです。