高遠の桜を尋ねて
伊那に住む高校の同期から「遊びに来ないか」と言う誘いがあり、出かけることにしました。
「桜を見てゴルフをやろう。あと二人連れて来い」と言うことで、同期三人で出かけたのです。
今は、新宿から高速バスで行けば、3時間強で着きます。
日時の設定が、皆の予定と、何より桜の開花に合わせるのに苦労しましたが、ここにしようと決めた13日が、満開の日となったのです。
新宿を出て、甲府周辺はすでに桜も満開、畑には桃の花が咲いています。双葉SAで昼食をとり、ここを過ぎると、遠く雪をかぶった八ヶ岳が見えますが、その雪もほとんど無くなっています。
新宿副都心から 甲府近くの桃の畑
(これらの写真はバスの窓越しで、緑が強くなっています)
八ヶ岳を見ながら北上 諏訪湖SA辺り
諏訪湖を過ぎ、下っていくと伊那谷で左が甲斐駒ケ岳、右が木曽駒が岳。
伊那のインターを降りると過ぎにバス停。ここで友人が待っていました。
ここから、今夜とまる山荘「ミルク」と言うコテージ風の宿に行き、そこの女亭主(と言った方が良い活発な人)の車で、抜け道を通って高遠に向かいました。
この宿の周辺は、戦後にかけて開拓された村で、水が少なく、牧畜をしていたとのこと。
開拓農家は、それぞれに庭に桜を植えており、それらが満開で緑や遠くの木曽駒に映える姿は素晴しいものが有りました。
高遠への道の途中の桜(向こうは木曽駒ケ岳)(残念ながら逆光)
高遠城は、諏訪氏の支配下にあったものを武田信玄が支配下に納め、山本勘助に新しい城の築城をさせた所、後に勝頼も城主となっている戦略上の拠点でした。
確かに、全面から攻めるのは大変だったでしょう。織田信長が広報の山から攻めたとか。
橋を渡ると高遠城址(櫓のようなものは個人が建てたとか) 高遠湖(ダム湖)
今、桜は満開。暖かい南向きの所はすこし散り加減でした。まずは、4人で場内を一周しました。
本丸辺り 太鼓櫓
桜の並木 由緒ありげな古木
同行の友 散り始めた桜
花より団子
帰り道の途中で、ヘリが降りており、観光飛行をするとか。ネットで見た上からの写真はこのようなものです。
ヘリからの高遠城址
宿に帰り、山菜などの料理を食べながら、また一杯です。この山荘は色々なことをやっており、わが友人のお気に入りの場所のようです。
ここのホームページは下記です。見てください。
宿泊した山荘みるく
翌14日は天気予報より少し早く、曇ってきました。これからは次の楽しみのゴルフです。
ゴルフ場も桜が満開です。スタートホールから見た景色で、残念ながら山は曇っていてよく見えませんでした。
コースの中にも桜が多く、綺麗なホールはあります。途中から雨が降ってきたのは残念です。しかし、花粉症以来、2ヶ月以上、全くスコアにならなかったゴルフもどうやらすこし持ち直しました。
終って、バスまでの時間、食堂で、色々な話しをして旧交を温め、またの再開を約したのでした。
彼とは、卒業以来50年、全く知らなかったのが、50年の同窓会、その後のゴルフ、水戸天狗党が和田峠を越えて、福井方面に進んでいった歴史の話などを通じて知り合ったのです。しかし、同期と言うことがなければ、この数年でこれだけの交際をすることもなかったでしょう。今回同行した同期もまた、交友の幅が広がり、お互い更に楽しく過ごすことができそうです。
スタートホールにて
コースの途中 レストルームから
反省会兼再会を約して