アクアマリンふくしま
71歳の誕生日。何処かに行こうということになったが、出歩けば花粉だらけ。
結局余り表に出ない所と言うことになって、小名浜にあるアクアマリンふくしまに行く。
アクアマリンふくしまは、日立から60kmほど北にあり、常磐道いわき勿来ICから17km位の小名浜港の一角にあります。正式名称はふくしま海洋科学館でいわゆる水族館とは少し異なり、「いるかのショー」だとか言うのはありません。
秋刀魚の水槽内累代飼育とか、めひかり(常磐沖の深海近くに住む、小型の魚、てんぷらなどで食う)の飼育、インドネシア沖でのシーラカンスの観察、研究なども行っています。一応、いるかやトドも居ます。
この辺から金華山沖辺りまでは、黒潮と親潮が交錯する潮目に当たり、様々な魚類が居ます。大洗水族館と似たような規模ですが、少し趣が違っています。
いわき・ら・ら・ミュウ側から見たアクアマリン
アクアマリンの入り口
イソギンチャクなど
ブダイの仲間
オコゼの仲間?
かたくちいわしとまいわしの回遊
これがめひかりです
ご存知の
昼は隣の埠頭のいわき・ラ・ラ・ミュウ(いわき市観光物産センター)で飯を食いました。
ここも観光設備で、那珂湊のおさかな市場などより設備は整っていますが、お魚市場と言った魚の臭いがぷんぷんすると言った風情ではありません。
いわき・ら・ら・ミュウ
店内のおさかな売り場
ここから、温泉にでも入ろうと、湯本に向かう途中、懐かしい福島臨海鉄道の踏切がありここで、気動車が通過しました。
この路線は、昔はJR泉駅から小名浜まで貨客を運んでいましたが、今は貨物だけです。
子供が小さく、常磐線がまだ電化される前の頃に、子供と乗った記憶があります。
福島臨海鉄道の気動車(昔はレトロな列車でした)
湯本温泉は、古い温泉で昔の風情も残っています。野口雨情などもここに何年か住んでいました。
古滝屋というこの辺では一番大きい旅館(ホテル)の日帰り温泉に入りました。ここも硫黄泉で温泉らしい匂いがします。
大浴場(露天風呂も屋上にあるのですが花粉でーー)
いわき市は、フラガールでまた名前が通ったスパリゾートハワイアンなど観光温泉その他、多くの観光設備があり、年間、700万人以上の観光客が訪れるそうです。
現在の人口は35万人強で東北では、仙台に次ぐ規模の町でもあります。常陸の国とは少し離れますがこれからも訪れましょう。