パソコンのソフトの様々(その2)―「縮小専用         

 フリーソフトの中で、最も役に立ち広く使われているソフトが「縮小専用」でしょう。

貴方が、素晴しい1000万画素以上もある素晴しいカメラを持っていて、素晴しい写真をとったとします。

悲しいかなその写真は、フルサイズの印画紙にでも印刷しない限り、真価を発揮しません。我々の持つパソコンで一枚の写真をそのまま表現することが出来ません。

 したがって、これを縮小する必要があります。縮小もしないでメールに添付などしたら、一枚位なら良いでしょうが、数枚でも、時間がかかり相手に着かないかもしれません。

相手が写真をもらって印刷する場合でも、せいぜい2L版位でしょうから、そんな大きさは全く必要ないのです。

 そこで威力を発揮するのが、この「縮小専用」です。

簡単で、画像をおかしくすること無く縮小できると言う、日本で生まれた最高のフリーソフトだと思います。

 色々な所から入手できますが、本家は下記のURLの有限会社インターセクションです。

  URL  http://i-section.net/

ここのトップページにある「縮小専用」の所をクリックし、「縮小専用」のページに飛ぶと

そこからダウンロードできます。(現在のバージョンはV.1.5)

これで、デスクトップに下記のアイコンが現れます。

                    

 このアイコンをクリックすると、次のような表示が出ます。

 

 三つの枠が有ります。

左上は、サイズを指定するもので、「横×縦」で表されます。

横長の画像は 「横」のサイズ、縦長の画像は「縦」のサイズで大きさが決まります。
×□で自由にサイズを指定できますが、いずれかで全体の大きさが決まります。

自由にしてできるということは、大きさの違う画像を縦や横のサイズを合わせて連結し足りするのに便利です。 

 左下は、保管の時の画像の状態を表します。用途によって色々と変えられますが、一般には、「画像をくっきり」にチェックを入れておけばよいでしょう。(そんなに鮮鋭化する必要もないと思います)

 右上は、保管の方法です。写真が何枚もフォルダーに保管されていて、そのうちの何枚かを縮小して別の保管する場合は、「フォルダーを作ってその中に保存」にチェックを入れたらよいでしょう。

この場合、縮小した写真を幾つかのフォルダーに入れたければ、フォルダー名の欄に名前を入れ、フォルダーを変えて入れていけば良いのです。

 後は、保管されている写真を右クリックして、押えたまま、右下の空欄にもって行って貼り付ければよいのです。

縮小率が決まっているなら、いちいち、アイコンをクリックして上記の表示を出す必要も無く、アイコンの上に画像を持って行って貼り付けても良いのです。

 注意すべきは、フォルダー名を明確にしておかないと、例えばResizedというフォルダー名に色々な画像が入ってしまい、後で分かりにくくなるので、そうならないようネーミングを決めて保管しましょう。

 このような簡単な操作で、任意の大きさとファイルサイズの写真が作れます。