パソコンに自作(S-3)
久しぶりの設計と工作
部品は揃った。しかし、ケースが無い。自分が使うならケースなど要らないが、そうは行かない。しかもできるだけ小さくと言う要望です。
マザーボード(MB)がMicroATXと小さいので、これに合うサイズの箱にして、持っている電源を使うことにし、余計な部品はつけないことにしました。
本体の中は、MB、およびLowprofileのVGA、電源、HDDのみとし、FDDは使わない、DVD−R/RWはいつか買ったUSBの薄型を外付けとします。
HDD2台との要望もあったが、SATAがもう1チャンネル有るので、これも外に置くことにする。したがって、組込むのは、下図の3つと言うことになります。
組み込む部品
箱は木製、外見の不細工な所は、後から化粧をすることとしました。
まず、久しぶりに、リフォームの時に作った作業台を物置から出して組み立てました。この台は、下段のものを載せる台が突っ張り棒となっているのでこれを外すと足が折畳めます。
木工用作業台(自作)
大工道具は一式あり、木材も昔からの工作やリフォームで取っておいたものもあり、アルミのチャンネル、板なども色々なものを持っているのでこれを物を組み合わせれば何とかなります。
1.
寸法を決め、底板に2面分の側板をつける。換気孔を適当に空けておきます。
三面の組立て
2.
次に、電源とHDDを載せる台をアルミ板とチャンネルで組みました。今は両面粘着テープと言う頼もしい味方がいて、これで部品を接着して組んで穴を開けると寸法が狂うことが有りません。
アルミ板に3φのタップを立て、チャンネルをねじ止めする構造とします。
チャンネルの両端には、加工しやすい杉材(リフォームの端材)をつけ、これで両端を箱に寸法調整して固定しました。
中間の台
3. 三面組んだ箱に、これを仮付けし寸法調整
中間台を付けてみた所
4. 下段にマザーボードを入れるとこんな形となります。
マザーボードを置いた姿
5. この上に中間台を取り付けるのですが、マザーボードを手前側に引き出せる心算がチャンネルの高さを間違えて数mmで出なくなってしまった。とりあえず、新しく部品を付けることもないだろうから、そのままとしました。 やはり、正確に寸法をだしておかないところが問題であるが素人の工作ゆえ勘弁を。
中間台を付けた所
6. この上に、電源とHDDを載せる。下のファンの空気は、側面の孔と正面から吸い込み、手前上面から吐き出すようにしました。CPUの発生熱量が少ないのが売りのAMDのCPUであるが、必要なら側面に換気ファンを付ける空間はあります。
中身の構成(右が正面で化粧板を付けた所)
7.
手前は各種端子の引き出し部分で、アルミ穴あき板があるのでこれで被うこととして、正面側は、スイッチとLED、電源のソケット、換気ファンの部分が出るのみ。
上面は一枚板で、かなり重いものも載せられるでしょう。
これにて基本形は完成し、後から買ったVGAカードのドライバーを入力して本体側は終わり、全体の組立てに入る予定であった。
しかし、ここで、とんでもない問題が発生。それは、次回。早く解決したいものである。