パソコンソフトの様々(その1)

 パソコンを始めた頃は、命令文を入力しないと動かないという時代がありました。

会社に入ってすぐの頃、Fortrunなるものでソフトを勉強させられましたが、一字間違えただけで、全く動かない(当たり前!!)。しかも何処が間違ったか分からない。

 俺は、こんなものは使わない。出来上がったソフトを利用するのだと決めました。

GUIでマウスを使ってソフトを動かす時代が来て、ようやくPCも使いやすくなりましたが、相変わらず、ちょっとしたミスなどで色々なことをやってしまうのは性格的なものでしょう。車がかすり傷だらけなのと同じことなどと思っているのですが。

 フリーソフトなど様々なソフトを使っていると、色々なことがあります。

困ったこと、便利なことなど、専門的にやっている人には当たり前でしょうが、色々な経験を、書き綴ってみたいと思います。

 

          ウイルス対応ソフトとシステムの復元

 ウイルス対応に、二通りのやり方を使っています。

一つがウイルスバスターで、3台分を纏めて買うと安くなり、何と言っても使い慣れています。これは、各部屋のデスクトップで使っています。

しかし、自動アップデートにしてある為、勝手にアップデートするので、ノートPCなど持ち歩くようなものは、電源を切ろうとしたら、アップデート中などということもあります。

 

もう一つがフリーソフトです。これは、ノートPCで使っています。

これには、二つのフリーソフトを組み合わせています。

1. avast!4 Home Edition (http://www.avast.com

リアルタイムでファイルやメールを監視、定義ファイルも常に更新されている

2. Spybot-Search &Destroyhttp://www.safer.networking.org/jp/

スパイウエアの感染の予防ソフト

 この二つのソフトは基本的に競合しないようです。この組み合わせで一般のウイルスは防止できますし、メールはプロバイダーがチェックしてくれます。

 

 むしろ問題は、ウイルスバスターの方です。過去、経験した例は、XPOfficeなどのアップデートも自動としている為、ほぼ同時に両者がアップデートを始め、マイクロソフト側のHotfix(アップデートファイル)への対応が不十分で、トラブルとなった事があります。
また、Internet Explorerとの間にも問題が生じたこともありました。

 最近では、このようなことは、XPではなくなってきましたが、Vistaがどうかはこれからの話でしょう。

 

 今回の失敗談は、もっと、単純ですが、誰でもやりそうな事例です。

ある日、ウイルスバスター2009が正式発行され、2008からのアップデートが出来るようになりました。

早速、アップデートして、2009としました。ウイルスバスターのライセンスは2010まであるので問題ありません。

 ここで、飯など食って次の作業に入りました。これが問題だったのです。

それは、パソコンの起動を早くする為、どうせ、パスワードなども要らないので、最初の画面に出るパスワード入力の画面を消去しようとしたのです。

 「ファイル名を指定して実行」に命令を入力、パスワード変更の画面を出して操作していたところ、何かおかしなことをやってデスクトップ画面がおかしくなったのです。

(これは、ウイルスバスターが原因では有りません)

 そこで、「システムの復元」で前日の状態に戻したのですが、ウイルスバスターが起動しなくなりました。2009の消去、2008,2009の入力もエラーメッセージがでて出てしまい、どうにもなりません。

 トレンドマイクロに問い合わせて、削除専用のソフトをダウンロードし、おかしくなった部分を消去し、2008を再入力したのです。この間、ウイルス対応ソフトがない状態が数日続いたのですが、マイクロソフトの「コンピューターが危険にさらされています」と言う警告も出ません。

 さて、正常に動くようになったので、再度、2009にアップデートしてみました。しかし、どうもIEとの関係がおかしく動作がもたつきます。結局2008に戻してしばらく使用しました。その後、自分のパソコンでは問題がなくなりましたが、全く同じ現象が義姉のパソコンで起き、娘にこの削除ソフトを教えて再インストールして一件落着しました

 新しいソフトは、バグがないと思われる時点まで使うなと言う教訓を忘れるのは困ったものです。