死
個人の死――餓死 病死 不慮の死 戦死 老死
集団の死――餓死 病死 戦死 老死
社会が成熟するにつれ、左から右に移る。
個人の死で、死んで痛ましいと思うのは、戦死まで。老死は必然。日本では、不慮の死まで。
集団として、人間のみが人間同士で殺しあう。そして其処に何らかの理由をつける。
従って、戦死にのみ、名誉の死と言うのがある。これは大いなる欺瞞か??
集団とは、民族であり、宗教であり、政治的集団である。
しかし、日本のように餓死や病死、戦死の域を超えて自分の集団の中で人を殺し、それも、
親が子を子が親を、見知らぬ人を殺すと言う不慮の死や老死が集団の死の主な原因となった時、
集団の活力も失われていくのであろうか??