向う三軒両隣       

 ご近所付き合いを表す言葉に「向う三軒両隣」と言う事がよく言われます。

若い人達は、マンションなどに住んでいますが、皆さんの実家の多くは、古くからの地元の人が多く、昔からのご近所付き合いをしている事と思います。

 マンションなどにいると、住まいが立体的で、この例えはあまりぴんとこないでしょう。

エレベーターのあるマンションなどでは、同じエレベーターに乗り合わせる人達が隣近所と言う事になるかも知れません。 近所付き合いがうまくいかないと、生活全体が緊張し、面白くなくなります。

借家であれば、引っ越してしまうと言う事も可能ですが、大抵は、そうもいきません。

したがって、お互いに、何らかの形で折り合いをつけて、生活をしています。 

したがって、「向う三軒両隣」、「上下2段、前後左右」と言う事が必要になります。

 

 さて、次のような場合、どうすればよいでしょう。

一軒先に、貧乏な家があり、ろくに近所付き合いもせず、親父が一人で威張っています。

その家は、その昔は、それなりの土地もあって、生活をしていたのですが、貴方の曾おじいさんの時代に、無理やり土地を取り上げ、小作人にしてしまったのです。

戦後の農地解放で、土地は戻ったのですが、兄弟の仲が悪く、家は二軒に分裂してしまい、隣りと一軒先に分かれて住むようになりました。隣りと貴方は、最近ようやく、仲直りもして近所付き合いもするようになってきましたが、それでも、昔の事を時々、色々と文句を言っています。

 一軒先の家とは、昔の事もあり、色々と助けてきたのですが、一向に感謝の気持ちも見えず、文句をいうばかりでなく、何かにつけて、いちゃもんをつけ、ゆすりたかりをされてきました。

 手に職もなく、どうやって暮らしているのか不思議なくらいなのですが、親父の誕生日などには派手に金を使って暮らしているのです。

時々、物がなくなってりして、どうも変だと思っていたのですが、実は、「誘拐(殺人?)、贋金つくり、麻薬販売、銃砲不法所持、爆弾つくり」など、社会を乱すもっとも罪の重い犯罪を何でもやっているらしいと言うことが分ってきました。近状が文句をいうと開き直って、文句があるなら、爆弾を使うなどと言い出しました。

 どうしたらよいでしょう???????(警察はあまり頼りになりません)

その親父も病気を患って、長いことなさそうなので、子供に期待しますか??