98年2月25日 | 快傑!お鍋奉行 | |||||||||
ゲスト:さとう珠緒、プリンプリン、ヨネスケ、オナベさん4人 | ||||||||||
寒い時には鍋が旨いので鍋物で1本。そこへヨネスケがやってきて仕切りだす。ありそうなつまらん食い物ネタかと思ったらそれにかこつけたオナベものだった。時代劇風の設定で、お鍋奉行がヨネスケ、岡っ引きがタモリ、町娘がさとう、同心がプリンプリン。そして女に生まれてしまった男、オナベの彼らならではの悩みを聞いたり日常を聞いたりしてオナベの世界を知るとともに、悩みに対してお鍋奉行が見事な裁きを下す。要するに昔あった「恋のカマ騒ぎ」のオナベ版みたいなもの。ヨネスケの裁きはいいかげん。しかしあくまで設定のままに企画が進行してゆくので滑稽で面白い。最後はあまりにベタなオチで終わる。はじめに設定ありきなのかゲストありきなのかはわからないが、プリンプリンがボキャブラ天国で時代劇ネタをよくやることが今回の企画に影響を与えていることは間違いないであろう。極端に面白いわけではないが「恋のカマ騒ぎ」を保存してある以上対照的なこれを消すわけにはいかないだろう。B。 My勝負パンツ あいざわかおりの青の網目っぽい透ける総レース。前回に引き続き中野英雄がゲスト。中野のターボ度は80%。最後の言葉は「たまには色っぽい時間を過ごしたいな かおり」。 空耳アワーの結果
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98年2月18日…放送なし
98年2月11日 | タモリ倶楽部 やじうま古新聞(明治編) | |||||||||
ゲスト:山田五郎、みうらじゅん、小俣雅子(進行)、志生野温夫(進行) | ||||||||||
世はエコロジーの時代。そんな中、テレビ朝日の朝のワイド番組「やじうまワイド」(関西は「おはようコール」「おはよう朝日です」の時間)では毎日大量の新聞が廃棄される。そこに目をつけたこの企画。要はやじうまワイドの古新聞版であり、泉麻人のB級ニュース図鑑の明治版に近い内容。結局はそこに目をつけた、と言っても半ばこじつけ。ただし形式はやじうまワイドにのっとっていて、名前も「やじうまナイト」と銘打っている。本家の許可は得ていないらしい。いかに同社の番組とはいえ勝手にやるところ、らしいといえばらしい。志生野が明治時代の新聞記事を読み、小俣が簡単な解説。紹介記事にはきちんと赤ペンで枠がつけられている。タモリも含む3人は記事を味わいコメントしたりなんだり勝手に言いたい放題の役どころ。紹介される記事の題目は「四国の不入山に怪獣骨」、「饅頭一ツで大騒動」、「涙々の泣き虫女房」、「雨乞ひに乙女を人身御供」、「勅文誤写で伊藤博文以下進退伺」、「伊藤博文公御乱行」、「スリ縄張り争いの奇策」、「富田はな入浴お断り」。記事はどれも相当面白く、ゲストが誰であってもかなり笑えるであろう内容。最後に一番世間を騒がせたという大賞を決定し、「泣き虫女房」の小学校教員松井さん夫妻のお松さんになる。賞品も用意されていて、石鹸とタオルの詰め合わせなのだが、今のところ贈りようがないので、夫婦の子孫は名乗り出てくださいとの旨を伝える。こういう系統はタレントに頼らず企画で勝負できるのでよい。保存版。A。 My勝負パンツ 小野砂織の虎柄のガーター。「熱い気持ちを下着に込めて…」の台詞を春菜愛がしゃべる。ゲストは中野英雄。先週までが石原良純だったので2本録りか。新趣向としてタモリとゲストが女の子に質問した後、勝負パンツを色、素材、形を予想する。また、ゲストがどれだけターボしたかを示す「ラブバルーン」が導入された。今回は40%。最後の言葉は「ひと通り遊び終って私に落ち着いて 砂織」。 空耳アワーの結果
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98年2月4日 | タモリ倶楽部 第1回ミス心美人コンテスト | |||||||||
ゲスト:浅草キッド、パイレーツ、モリマン、梶原しげる(進行) | ||||||||||
若い女の子と合コンのはずが、いつしか「女の子は見た目だけじゃない!」と、その心の美しさをはかるコンテストになる。審査対象はパイレーツとモリマン、審査員は男性陣4人。梶原は進行も兼ねる。テーマにしたがって彼女たちが匿名で提出したものの中で最も美しいと思われるものに男性が一票入れる。投票が出そろった段階で、それぞれ誰のものなのか、得票が多かったものから手をあげてもらうしくみ。これをいくつか行って最終得票の一番多かった人がグランプリになる。第一次審査が赤ちゃんの頃の写真、第二次審査が直筆による好きな言葉、第三次審査が宝物、そして最終審査がお弁当。みんなパイレーツの方を何とか選ぼうとするがうまくいかず、モリマンの方に票が多く入る。特にタモリはことごとくモリマンの2人を支持し、愕然。審査の結果、グランプリは後半の追い上げがきいたパイレーツの浅田好未とまんべんなく票を集めたモリマンのホルスタイン・モリ夫。最優秀グランプリは、番組のボスであるタモリが多く支持したモリ夫ということに。モリ夫には副賞として金髪外国人男性が与えられた(?)。B。 My勝負パンツ 秋元綾香の黒。前回に引き続き石原良純がゲスト。最後の言葉は「初めは爽やか系を気取っていて実は… 彩香」。「あやか」の名前がかわっとるやん。 空耳アワーの結果
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98年1月28日 | 大物ロックアーティスト大挙来日記念 ロッキンクイズ 俺の叫びも聴いてくれ! | |||||||||
ゲスト:赤坂泰彦(進行)、グッチ裕三、萩原健太、ユースケ・サンタマリア | ||||||||||
もうじき海外の大物ミュージシャンが続々来日する。ローリングストーンズ、U2、エアロスミス、エルトンジョン、ビリージョエルとそうそうたるもの。今回はそれにかこつけて、過去にも何回かやったことのある音楽ネタ。日本人がカバーした海外のロックの名曲を聴いて誰が歌っているかをあてるクイズ。正解者にはロックに掛けて石が一つ与えられ、最後に石が一番多いものが勝ち。解答者は赤坂以外。滅多に聴けないものが多く、有名な人のものもなかなかわからない。聴けるのは増田恵子のホテル・カリフォルニア(オリジナルはイーグルス)、狩人のブラウド・メアリー(CCR)、野口五郎の迷信(スティービー・ワンダー)、尾崎紀世彦のクエスチョンズ67/68(シカゴ)、渋谷哲平のウィ・ウィル・ロック・ユー(クイーン)、にしきのあきらのシェリーに口づけ(ミッシエル・ポルナレフ)、草刈正雄のクロコダイル・ロック(エルトン・ジョン)、河合奈保子のハート悲しく(マーティ・バリン)、松崎しげるのハートに火をつけて(ドアーズ)。タモリの「魂を抜き取っている」という表現がまさに言い得て妙のへなちょこカバーばかり。聴いていく過程で初登場のユースケに関する様々な事項が明らかになる。1972年生まれであること。ズー・ニー・ブーや林寛子を知らないこと。あまりに何も知らないので萩原健太に「それは世代の問題じゃなくて一般常識の問題だ」とまでいわれた。わたしもそう思う。それでも優勝は逆転でユースケ。優勝商品はロックンロールにちなんでろくろ。「優しいまなざしで育んでたのに26才の若造に優勝持ってかれちゃったよ」というタモリは本当にくやしそう。今回は曲の珍妙さもさることながらユースケの天然ぶりが見もの。よって保存版。A。 My勝負パンツ 永松恵子のシンプルな純白。激震。空耳アワーが始まるあたりの時間、画面が突然転換され、「ああ〜ん」というなまめかしい声とともにふわさっとおちてくる1枚のパンティーと「My勝負パンツ」というナレーション(勝負パンツに関しては98年1月21日放送分を参照のこと)。???。次の瞬間タモリが現われ、「熱い気持ちを下着に込めて、女もキメたい夜がある」とのたまう。なんでも今週から始まったというこのコーナー。先週これをテーマにしたばかりなのに対応が早すぎ。コーナーは勝負パンツ研究家(?)の春菜愛(本名はおおにしけんじ)とともにコーナーゲストの女の子の勝負パンツを見る。そのほかに今週は石原良純がゲストに。なぜ彼なのかよくわからないがとんでもない質問をしたので笑えた。最後に「あなたの色に染めてね 恵子」という文字とともにイメージフィルムを流してCMに突入。これが続くかどうかは甚だ疑問。 空耳アワーの結果 My勝負パンツの登場で休業期間に入ったかと思われた空耳アワー。2度目のCM後に移ってきた。いつものイントロを見てほっとしたのもつかの間、またもや激震。安斎、髪を切る。むさくるしいおやじが普通の人になってしまった。
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98年1月21日 | 第一回グラビアアイドル『勝負パンツ』大賞!! | ||||||||||||
ゲスト:中野安子(進行)、黒田アーサー、北野誠、金澤あかね、及川仲、真部明美、大向美智子、甲賀瑞穂、伊藤雅子、片石貴子 | |||||||||||||
若い女性がこの夜はと思って気合いを入れて履くパンティーを勝負パンツというらしい。そういうものはあるのかもしれないがそんなあほみたいな呼称はこの番組しかつけないだろう。今回は金澤あかね以下7人のグラビアアイドル(じゃない人も若干名いたが)が自分の「勝負パンツ」を披露、その優劣を男性陣が決定するというもの。テーマがテーマなだけに会話も下の方に走りがちだがそこは御愛嬌。ベロアを選んでいる人が意外に多い。最近ベロア生地が流行した(現在進行形なのか?)らしいが、その波が下着にまで押し寄せているとは思わなかった。また、タモリが自らのガーターベルト好きを明かす。優勝は終了間際に突然審査委員長になった黒田アーサーの独断で片石貴子。特にどうということもなく終わる。実は今回は中野安子による導入が抜群で、かなり本編に期待したのだが、正直期待外れか。導入部だけで1回分笑ってしまった感じ。さすが中野さんだ。C。 空耳アワーの結果 ジャンパーが出たが調子のいいときならTシャツのネタ。簡単なネタだったが元プリンスということも加味されたのだろう。「感情込めて歌ってる(タモリ談)」部分も評価の対象か。
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98年1月14日 | タモリ倶楽部杯第一回焼き肉満腹ダービー(肉抜き) | |||||||||
ゲスト:坂上忍、上原さくら、鈴木淑子(進行)、阿部幸太郎(競馬評論家)、大山尚雄(レース実況)、若手芸人8名(アンジャッシュは確認) | ||||||||||
関東では年明け一回目の放送。焼き肉店にて若手芸人を馬に見立て、肉以外のメニューによる早食い競争をさせるもの。タモリとゲストは1着、2着を連勝複式、アタマ流しの2点買いで予想する。当たったものには焼き肉店への仮払金の余りが与えられ、1着、2着の芸人は焼き肉食べ放題となる。メニューもコースに見立てられ順番に食べる。ライス→ナムルとキムチの盛り合わせ→おかわりのライス→ウーロン茶大ジョッキ→カクテキ→サンチュ→半ライスの順。なおカルビが1枚だけ与えられ、いつ焼いて食べてもよいということになった。レースそのものはわりと早く終わってしまい拍子抜け。それまでのコース紹介やパドックで盛り上がった感がある。盛り上がったといってもたいした面白さではなかった。笑えたところといえば阿部の「いけないビデオを見ているようだ」という発言のみ。「出演するのが夢だった」という初登場の坂上もいてもいなくても同じ。なお馬券(?)が当たった人はなし。D。 空耳アワーの結果
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98年1月7日 | 映画宣伝マン対抗耐寒ゴッドハンドPR合戦 | ||||||||||||
ゲスト:爆笑問題(進行)、藤田和彦氏(聖マリアンナ医科大学付属病院内科医)、配給会社映画宣伝マン | |||||||||||||
関東などでは年末に放送されたもの。映画業界が活気付く時期に決まって放送されるおなじみのネタ。宣伝マンがクイズに正解すると一定時間映画のPRができるというもの。今回はランニング、短パン姿で手を氷水につけ、設定された競技を一番最初にこなした者にクイズの解答権が与えられた。第一競技は0.3mmシャープペンシルの芯を先端から入れて解答を書くもの。第二競技は解答をアルファベットシールで作るもの。第三競技はシングルパックの餅を5個出してビニール袋に入れるもの。途中からPRするか豚汁を食べるか選択できるルールが導入され、豚汁を選ぶ人が続出。藤田氏は宣伝マンの状態に対して医学的分析(?)を行う役。結局最後に武田広のナレーションでPRに来た全映画が紹介された。今回ははっきり言っていまひとつ。あまり笑えなかった。ネタそのものも危険だったし。この企画におなじみの爆笑問題のきれもいまいち。D。 空耳アワーの結果
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