どういう流れで放送されるの?

基本的な番組の流れは毎回同じで、オープニング→CM→企画の導入→本筋→ミニコーナー→CM→企画の終了〜エンディングとなっています。具体的に各パートを紹介していきましょう。

口笛に導かれタイトルが現れるとコミカルなテーマ曲(ショート・ショーツ。ロイヤル・ティーンズの曲)にのって女性の臀部(もちろん下着着用)のCGが揺れながら大量に流れてゆきます。この映像のパロディーが某ビデオ映画(河崎実・監督「メスパイ」)で見られます。テーマ曲はアレンジが変わることがありまして、わたしの見始めの頃は打ち込みを主にしていましたが今はロイヤルティーンズのオリジナルナンバーを使用しています。しかしものすごくはしょってます。
普通のCM。長いです。中京地区では最近関西深夜CMの雄、西沢学園のCMが始まりました。
お決まりの「毎度おなじみ流浪の番組タモリ倶楽部でございます…」にてスタート。左上にロケ地の表示。その日の企画の内容をにおわす世間話の後に、わざとらしく、もしくは堂々とその日のゲストが登場。ゲストとの会話で企画の内容が明らかになります。進行役はゲストか局アナというのが大半。もちろん進行役が特に見出せない回もあります。そして企画の場所へ移動。
昔は導入と本筋の間にCMが入っていて「というわけで今回は…」とタモリが企画の題名を説明していたのですが、現在は導入から本筋まで休みなしです。ゲストとの話が盛り上がって脱線することもままありますがそれはそれで面白い。面白さはゲストにもよるかもしれません(どんなゲストが来るかについては登場人物のところをごらんください)。企画は何かゲームをすることがやや多いようです。こんな時のタモリはゲストをたてることなどせずただ自らの勝利を目指します。実際彼の優勝回数はゲスト全員の合計より多いでしょう。企画のヤマ場を迎えようという時にミニコーナーへ移ります。
現在空耳アワーというコーナーです。おそらく番組でもっとも人気のあるコーナーでしょう。「誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる空耳アワーのお時間がやってまいりました」の名台詞から始まるこのコーナーは、本職はデザイナーの“ソラミミスト”安斎肇とタモリによって進められます。空耳アワーとは海外の曲でそうは歌っていないのに、笑っちゃう日本語の言葉に聞こえてくる部分を視聴者から募り紹介するコーナー。ネタはもちろんのこと曲とともに流されるイメージVTR(低予算のため出演者の大半は身内)も秀逸で、これによりウケが増加する作品は数知れずです。ウケの度合い、二人の主観によって各作品の投稿者に番組オリジナル商品が送られます。格としては最高がジャンパー、次がTシャツ、最低が手ぬぐいですが、手ぬぐいの人気は高く、ジャンパーをもらえるところだった人が手ぬぐい希望と書いたため手ぬぐいをもらった、という例もあるほどです。週に2〜3作品紹介し、宛先紹介をして終わります。
基本的には最初のCMと似た傾向ですが西沢学園のCMはこの枠では見ることがないような気も。
結果発表などがなされる番組の締めの部分。たまに収拾がつかないまま終わりますがたいていは何らかの形をもってまとめています。本当の終盤にBGM「ショート・ショーツ」とスタッフロールが重ねられてエンディング。

こうしてわたしにとっての週に一度の至福の時は終わります。とはいえたいていビデオで見ているのでCMはとばしています。構成はこんなところです。