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私のはじめての作品展

 私が住んでいる町では、健康づくり計画「Get元気21」の一環の活動として、「憩いの喫茶」が月2回行なわれています。
「気軽にみんなが集える心のふれあいのある喫茶店を」との役場の呼びかけに賛同した方たちで、スマイル健康隊というボランティアの皆さんの手作りの喫茶店です。
10月7日に、ボランティアをされてる友人にはじめて連れて行って貰いました。
その時、「憩いの喫茶」の方に私のパッチワーク作品の展示を勧められ、今まで作った物で壁にちょっと貼るくらいと軽い気持ちでお返事しました。
最初は軽く思ってたので2〜3点くらいと思ってたのですが、1ヶ月経った11月の初めに聞いた話で、なんと30点以上くらいと言われ、成り行きにまかせるまま、私の作品展を初めてすることになりました。

 作品展の前日、近くに住む友人達に来てもらい玄ちゃんと一緒にクローゼットの奥から、今までの作品を出してもらいました。
皆さんも知っての通り、私の作品はいろんな方にプレゼントして全国に散らばっています。
たぶんあっても30点くらいかなあと思っていましたが、来てくれた友人も家から以前プレゼントした作品を持ってきてくれていたので、合わせてみるとなんと人形も入れて60点もありました。
これには自分でもビックリしました。

 11月25日の当日、10時の憩いの喫茶開店までに展示をしなければならないので、介護センターのヘルパーさんに送迎をしてもらって公民館の会場に行きました。
「憩いの喫茶」は主に2階でされているのですが、あいにく公民館はエレベーターがないので車椅子では上がれないから、急遽変更してもらって、1階フロアーに作品展示しました。
2階では、絵手紙サークルの作品展示もあったみたいです。

 一人だけの作品展は初めてだし展示場所も狭かったので、展示にかなり手こずり10時ちょっと過ぎに、親友やボランティアさんや町の方に手伝ってもらいなんとか展示完了しました。
はたして素人の私の作品ですから、どんな反応があるかかなりドキドキです。
「憩いの喫茶」のメニューは、コーヒー、紅茶、オレンジジュースで手作りのクッキーかバウンドケーキがついて100円です。
なんだか喉がいがらっぽくてオレンジジュースを頼みました。
付いてきたのは、丹波の黒豆を使ったバウンドケーキで、これが昔懐かしい気持ちになるしっとりふんわりしてすごく美味しかったです。

 みんなと話に花が咲いていると、たくさんの方が入ってこられました。
ここ1年パッチワークはなかなか出来なくなっていて作品は今まで作っていたもので、その上素人作品だし、なかにはパッチワークをされてると言う方もけっこうおられて、じっくり見ていただき、なんか気恥ずかしい気持ちでした。
11年前まで隣町に住んでいて、その上今は一人で外出出来ない私ですので、町の中での知り合いはあまりいません。
でも玄ちゃんのお母さんや玄ちゃんを知る人も結構来られていました。
ネットのなかと違い、こういった地域の中では私は「○○さんの家の四男のお嫁さん」なんですねえ。
ネットのお付き合いが最近ほとんどになってるからか、○○さんの家のって言われて改めて地域の中での家のつながりを感じました。
玄ちゃんのお母さんも友達と見に来ていただき、とっても喜んでもらえて嬉しかったです。

 お昼が近づいてきた頃酸欠になってきはじめたので、一旦家に連れて帰ってもらい2時間半休息しました。
3時にまた迎えに来てもらって終るまでの1時間会場にいました。
偶然にも奈良で以前オフ会で出会った方の実家のお母さんが来られていて、向こうから声をかけてもらい、やっぱりネットの世界も繋がってるなあと思いました。

 私が超雨女のせいか昨日の朝はあいにくの雨で、お昼からも曇り空でしたが、ボランティアの方が地域で声をかけていただいたみたいで、思いのほかたくさんの方が来られたみたいです。
このところ作品を作るペースがかなり落ちてきているので、新作がなかなか出来ませんが、町の保健婦さんやボランティアの方からも来年もお願いしたいと言われました。
会場でHPも紹介していたので、ますますネットでも広がりが出来そうです。

 ややお疲れモードになりましたが、やり遂げた達成感と満足感とに浸ることが出来ました。
私は3時間しか会場にいなかったけど、最初から最後まで手伝ってもらった親友のMさん、Kさん、Tさんどうもありがとう。
いろいろ心配りしていただいた、憩いの喫茶スマイル健康隊のボランティアの皆様、町役場の皆様どうもありがとう。
これからもボチボチですが、作品を作り続けたいと思います。
ますます皆さんのお蔭で、私の心のバリアはますます開けっぴろげになってきています。


(2003/12/12)

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