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子どものアルバムから

 今年の子どもの日は、前から計画していた子どもの日プレゼント企画をしました。
応募対象は子どもと感じるからならどなたでもOKにしました。
なんと、2ヶ月から76歳までの80名の応募があり、3日〜5日までの3日間、楽しいメールですっかり楽しませてもらいました。
やっとプレゼントの発送も終わり、思いのほかに小さなお子様にも楽しんでもらえたのが嬉しいです。

 さて、5日の夜のことです。
何を思ったか娘が
、自分のアルバムを部屋から持ってきました。
アルバムを久しぶりに見て、20年くらい前にタイムスリップした気分になりました。

 我が家の子どもはご存知のように、長男を先頭に、長女、次男の3人です。
同じように育てたつもりなのですが、ずいぶん性格が違っていて、それぞれの個性があります。
娘に言わせると、同じように育ててないとのこと。。。
親にしたら、そんなはずはないと思っていました。
でもそれが、娘のいうとおりかもとアルバムを見て思いました。

 まず長男のアルバムは、この世に生を受けた直後からの写真があります。
その後も、写真を撮らない日がないくらい、長女が生まれる1歳5ヶ月まで、ほとんど毎日途切れなく写真があります。
 次の娘は、最初の写真は玄ちゃん父さんのお兄さんが、出産3日目に病院に来られた時写したのが初めての写真です。
2回目に写したのが、1ヶ月経ってお宮参りの時の写真で、玄ちゃん父さんが写したものは、どういうわけか、長男が主体に写っています。
その後も、娘一人の写真がなく、いつもお兄ちゃんと一緒で、どう見てもアングルが長男に向いてるような。。。。
 末っ子の息子ときたら、初めてのスナップ写真が、5ヶ月の時、私の職場での家族参加の1泊旅行で写したもので、それも抱いてるのが私ではなく、職場の婦長さんなのです。
その次は、6ヶ月から行きはじめた保育所での、保母さんに写していただいた、七夕の行事の写真です。
その後も保育所での行事写真がほとんどです。

 末っ子も、もちろんお宮参りもしているんですが、そう言えばお宮参りにカメラを忘れてて、家まで歩いて5分なのに、玄ちゃん父さんは「写真館の記念写真もあるからいい」と言って、家に帰っても上の子の世話とで、すっかりスナップ写真を撮ることも忘れていました。
もちろん、お宮参りの着物もお兄ちゃんの着たものです。

 子どものアルバムは、長男は小学校に上がるまで、なんと分厚い3冊になっていました。
娘は、1冊全部写真が貼ってありません。
末っ子はみなさんの察しの通り、保育所での保母さんに写してもらった行事写真がほとんどで、アルバムは娘の半分です。

 親の私達には、子どもに差をつけたつもりは毛頭なくて、長男には3人の歳の差が4歳しか開いてないせいで、ずいぶん小さい時から、自然と下の子のお守りをさせていました。
小学1年の頃は、夕方になれば洗濯物を取り込み、お米を研いで、下の2人の保育所のお迎えに行っていました。
自立という面では、早い時期にしていたようです。
しかしそのぶん、他所の子より遊ぶ時間を削られていたようにも思います。

 末っ子は、アルバムの写真の数は少ない反面、自由気ままに、お兄ちゃんが良くお手伝いしてるのを横目で見て遊び回っていて、都合悪くなるとやんちゃを言い自分の思うままです。
真ん中の娘は、都合が悪くなると、ちゃっかりお手伝いを逃れていました。

 私はどうもアルバムの写真の数と兄弟の位置は、うちの子だけかも知りませんが相関関係があるような気がします。
みなさんのご家庭ではどうでしょうか?

 他にもいろんな思い出はいっぱいあります。
つい娘と玄ちゃん父さんとの話も長くなり、日付変更線を越してしまいました。
娘が今になって知った笑える話もありますが、長くなりますので、またの機会にここでお話ししましょう。

(2002/5/13)

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