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世界キルトカーニバル名古屋2002

 3月22日〜24日まで、名古屋で「世界キルトカーニバル」があり、そのイベントにどうしても行きたくて、玄ちゃん父さんに連れて行ってもらいました。
車で奈良から2時間で行けますが、大事をとって1泊で行くことにしました。

 22日の朝7時には出る予定が、私が準備にゆっくりなもので結局は8時に家を出ました。
西名阪法隆寺インターから阪奈国道自動車道は、思ったより混んでなくスムーズに車が流れていました。
途中やや首が凝ってきたのでドライブインで30分休憩して、ふたたび名古屋へ向かい、名古屋高速も出口のインターも今回はつぎはぎマダムからの詳しい地図を送ってもらってたので、間違わず10時半に会場に着きました。
駐車場では満車との表示がありましたが、車椅子だと言ったら通していただき、身障用駐車スペースから会場にエレベーターで直接入れました。

 玄ちゃん父さんの携帯で、早速つぎはぎマダムに連絡をと思ったら何故か通じない。
公衆電話を探して電話して、その後玄ちゃんに言われて分かったんですが、私は携帯の使い方がいまいちで、電源がONになっていませんでした。

 つぎはぎマダムと一緒に、マリーさんのいる「アンの部屋」コーナーに行きました。
そこですぐマリーさんに再会し、ゆかぼーも加わりました。
ゆかぼーは初対面です。でもでも、何だか以前から会ってるような不思議な気分でした。
ゆかぼーのダンナさんは、私と同郷なのでよけいそう思ったのかな?
マリーさんは、マリラ役の黒のアンティークドレスを着ておられ、とってもお似合いで素敵でした。
玄ちゃんは、mizumamaとは大違いだなんて言いながら、見とれていたみたい。

 そこでクリスマスに12人のサンタさんから頂いたフレンドシップキルト(FSQ)のひざ掛けを、みんなに見てもらいました。
マリーさんや会場の係りの方から、せっかくの素敵なFSQ、是非是非展示させて欲しいって言われました。
 実は今回のイベントでキルトで癒された体験談の募集をされていて、マリーさんにすすめられて2月に原稿を送っていました。
その私の体験談が、会場にパネル展示されていました。
体験談に書いたひざ掛けの実物だったので、マリーさんやマダムから責任持って展示するからと言われて急遽応じました。
そのコーナーに一緒に行き、何だか恥ずかしい気分でしたが、みんなに喜んでもらえて嬉しくなりました。

 お昼ご飯まで少しだけ見学して、みんなとの待ち合わせの場に行くともういっぱいの人人人。。。。
レストランはいっぱいだそうで、食堂で場所を確保してもらい、つぎはぎマダム、ゆかぼー、初対面のかこりんさんと、お弁当を食べながらまたおしゃべり。
かこりんさんは、すごくきれいな方で落ち着いておられて、はちゃめちゃな私とは大違いでした。
そこへゆかぼーのお友達の、
しまパパ、amitaさんが来られご一緒にまたおしゃべり。
男の方がテディーベアを作っておられるなんて、びっくり!しまパパは、玄ちゃんと同い年と分かり、またまたびっくり!
でも、しまパパは髪の毛ふさふさだけど、玄ちゃんは。。。。。
amitaさんはすごく可愛い方で、どこかで会ったかなって思わせるような雰囲気でした。
かなりおしゃべりに花が咲いて、気づくとなんと1時間も経っていました。

 3時には、療養サイトで知り合ったきょんちゃん、ミッフィーちゃん(きょんちゃんの小3の娘さん)、灯りさんとのミニオフ会です。
きょんちゃんは、病気で両足に装具をつけてて手も少し不自由ですが、そんな障害を跳ね除けるくらいのはちきれんばかりの元気印ママでした。
ミッフィーちゃんは、すごくしっかり者で手先も器用そうで、手芸に関心あります。
灯りさんは心臓の障害がありますが、そんなこと感じさせないくらいの楽しい方で、私と違い落ち着いた感じの方でした。
お話ししててなんと、灯りさんは私と同い年だって判明!そりゃあ話しが通じるはずです。
 またまた、息切れしながらも楽しいおしゃべりに。。。。
玄ちゃんの「そのくらいにしないと、会場が閉まるよ。」との言葉にあわてて、会場を見ることにしました。

 まず、「アンの部屋」で、ミッフィーちゃんと灯りさんはアンの衣装を着て、三つ編みのついた帽子をかぶり、まるで赤毛のアンになったように仲良く写真撮影です。お二人とも、とっても似合ってたので、皆様にお見せしたいほどでした。
次は4メートルもの巨大手作りのテディーベアの前で、記念撮影。
ラガディーコーナーやテディーベア生誕100年記念コーナーでは、すっかり見入りました。
キルトも見なくてはと思いきや、もう閉まる30分前です。
ミッフィーちゃんときょんちゃんは、キルトにすごく刺激されたようで、ショップで布のお買い物です。

 灯りさんは、会場に偶然お友達が来ておられてそこで別れて、きょんちゃんとミッフィーちゃんと私が泊まるホテルまで行き、夕ご飯をご一緒しました。
その日初めてのような気が全然しなくて、お話ししながらのお食事もすごく楽しくて、またまた時間が経っていました。
また会おうねって別れたのが7時半で、そこから部屋のベットに行くと、お風呂も入らないままバタンキューでした。
そこから朝まで、爆睡しました。

 次の朝、朝風呂に入り朝のバイキングを食べ、ふたたび会場に行きました。
前日はしゃぎすぎたのか、朝から頭痛がしてたので、やはりお昼で帰ることにしました。
着いてからすぐ、pinkyhiroちゃんに電話するともう会場にいて、再会をしばし喜んで前日見てなかったキルトの鑑賞です。
ネットで知り合った、由季さんやふぁい☆ママ、マリーさんの作品にはうっとりしました。
こんなにすごいキルターの方だったのを、改めて実感しネットの世界の不思議さを感じました。
キルトの世界はすごく奥が深いです。見るものすべてため息ばかりです。
玄ちゃんも、今ではすっかりキルト評論家になったようで、mizumamaのとは大人と赤ちゃんの違いだなんて言われてしまいました。そりゃあ当然ですよね。
負け惜しみに、「愛があれば、それでいいの。」って言い返しました。

 お昼に食堂で
pinkyhiroちゃんとMarsaちゃんに会い、お弁当食べながらまた1時間のおしゃべりです。
そこへ、supunちゃんMiyukiちゃん登場です。
何度かメールを頂いていて、やはり始めてあった感じがしませんでした。
お二人とも思った以上に若くて可愛い方でした。
頭痛もひどくなってきたので、すごく心残りでしたが玄ちゃんのいうことを聞いて帰ることにしました。
帰る車の中では、今回は小型バッテリーがあり補助呼吸器が使えるので、横になることが出来ました。
これからもますます外出しやすくなりました。

 今回も、つぎはぎマダムやマリーさんから事前にいろいろ教えていただきお世話になりました。
そして、向こうで会った皆さんにもすごく気づかっていただき感謝してます。
玄ちゃん父さんには、1日年休を取ってくれて、私のわがままに振り回して、いつものことながら申し訳なく思っています。
そう思いながら、帰りの車の中では「次は7月の神戸キルトウィークだよ。」「安曇野にも連れて行ってよ。」「福井の温泉もだよ。」って言ったから、呆れて聞いていたようです。
いつものことながら、玄ちゃんに「次のこというくらいなら、まだ大丈夫だな。」って言われました。
 次の目標は、やはり大事ですよね。
玄ちゃんは、私の車椅子を押してあちこち歩かされたので、かなり足が棒になったようで、帰ってから夜足がつったって悲鳴上げてました。
私も、お尻に根が生えたようで、まだ名古屋の余韻が残っています。

下に会場でパネル展示された投稿文読んで下さい。
写真は会場の様子と展示されたパネルとFSQのひざ掛けです。
ひざ掛けは、ひとりごとの「やって来た12人のサンタさん」でも書いてます。

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(私の宝物)

キルトが私にとって無くてはならない存在になるとは、6年前には想像もつきませんでした。
筋力が低下する難病を発病し、多くのお世話になった方達に、プレゼントがしたくて、始めたキルト。
障害のため習いに行くことも出来ず、本を相手に我流でただ楽しんでやっています。
一時期、症状の悪化でキルトが出来ない時もありました。

そんな私が1年前、ホームページを開設しました。
外出がままならないため、部屋の中で落ち込む毎日でしたが、ネットの世界を通じて多くのキルターの友達が出来ました。
最近では、ネットで知り合った多くの在宅療養の友達と、それぞれが持っている詩や絵の趣味をジョイントしてキルトを楽しんでいます。
それを皆様にお見せすることで、少しでも明日への希望を持って頂けることは、私がお世話になっている方達への恩返しだと思っています。

昨年のクリスマスには、いつもプレゼントする方だった私に、ネットで知り合った12人のキルターからフレンドシップキルトのひざ掛けが贈られてきました。
もう言葉では表せないくらいの感動でした。
毎日膝掛けを掛ける度、キルトが出来る喜びを感じています。
今、私にとってキルトは「癒し」そのものです。                 mizumama



会場は名古屋国際会議場全部を使って行われました。
とっても広い会場で、全部見られませんでした。
この場所は、入ってすぐのところです。



このキルトは、12人のサンタさんから頂いたひざ掛けです。
12人の心がこもっています。


(2002/3/26)

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