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横浜珍道中記(その3)


11月16日(土)


 昨日までの疲れが溜まってきたのか、頭痛がなかなか治まらなかったけど、横浜最終日なので6時に起きて気合を入れるため、朝風呂に入れてもらい気分も一新し、8時ギリギリまで寝て朝食へ。
前日同じホテルに泊まったCさん、(Y・Y)ちゃん、コメットさん、Hさん、まちばりさん、yumichiさんとご一緒しました。

 今回の朝食はバイキングです。
さすが国際ホテルのバイキングは種類も豊富です。
玄ちゃんは黙ってるとまたてんこ盛りになりそうなので、やんわりと小声で「食べ過ぎたらアカンで」と言うも、またまたてんこ盛りのお皿を抱えて。。。。。
みんな食欲旺盛のキルター軍団です。お皿の上も半端じゃないわ。
私の分を玄ちゃんが取ってきてくれたんだけど、コメットさんの中華粥が食べやすそうなので、玄ちゃんに再度取ってきてもらいました。
みんなの食欲とおしゃべりに圧倒されながら、楽しい朝食も気づくと2時間も過ぎていました。

 まちばりさんとyumichiさんは、泊まった部屋が25階のお部屋とのことで、滅多にこんな見晴らしのいい高級なホテルへは来れないから、ちょっと社会見学したくなりお部屋にお邪魔しました。
倍の高さから見る横浜の景色も、角度を変えるとまた違って見えるんですよね。

 10時半にホテルをチェックアウトし、疲れが残ってるからそのまま帰らないと仕方ないかなあと思っていたら、玄ちゃんが「せっかくキルトを見に来たんやし、昨日1時間半しか見てないから、会場へ1時間でも連れて行こうか?」と言ってくれました。
さすが玄ちゃん、よくわかってらっしゃるわ。。。
せっかくの玄ちゃんのお言葉に甘えることにして、まだホテルのロビーにいたC様の携帯で、会場に向かってる福井のpinkyhiroちゃんに連絡しました。

 会場の入り口で無事pinkyhiroちゃん、Makikoさん、けいあっきーさん、すまあさんと会えました。
今回のキルトショーで募集していたふるさと味自慢キルトに応募されてたので、みんなで一緒に見た後、隣のコンテスト受賞作品のところでマリーさんと再会しました。
マリーさんは今回のコンテストでは、ネットで知り合ったみんなのバースデーパターンを使って作られたキルトが受賞されていました。
そこに居合わせたネット友達と、「あっ、このパターンは私の誕生日のだよ。」なんて言い合いながら、またまたおしゃべりに花が咲いて、みんなで記念撮影をしてもらいました。

 最終日で休日なのでやはり来場者が多くて、1時間近くになるとまた頭痛もひどくなりかけたので、残念だけど帰ることにしました。
玄ちゃんに「今回はショップでは何も買わへんのか?」って言われたけど、そんな気力は起きなくて帰りかけると、「横浜も来られてたんですか?」の声が。
振りかえると、7月の神戸キルトウィークのキルター交歓会のパーティーで同席してお世話になった、持ち手会社の社長さんがにこやかに声を掛けて頂きました。
横浜でも社長自ら売り子しておられました。

 結局会場では1時間楽しんで、11時半会場を後にしました.
前日にmichikoさんのご主人に教えてもらった通りに、首都高速のみなとみらいインターに入りました。
途中までは順調に行ってたつもりなんだけど、ん???また何か変なんです。
東京の表示が出てきました。
どうもまた道を間違えたようです。
「ちゃんとナビゲーターしてくれんと。。。」って言われたんやけど、私は車に乗ると同時に、補助呼吸器をつけて横になっていたので、メガネをかけられへんから地図見れても道路標示が見えへんやん!

 そこでの玄ちゃんの対応は、「こりゃあ一般道に出ないとしゃあないやん。」と言うことで、どこかわからへんけど見知らぬ街で彷徨う羽目になってしまいました。
出口の料金所で東名自動車道への道を聞くと、右に曲がってずっと行くと東名の表示があるとのことです。
しかし、なかなか見当たらなくて。。。。。
 玄ちゃんは私に、「この辺で曲がった方がええんとちゃうか?」なんて言うんだけど、天気が曇ってるしお日様が見えないから、また変なとこへ行かれたら大変なので、ここはぐっと我慢で料金所のおじさんの言うとおりにまっすぐ言くことにしました。
かなりの距離を走ってやっと東名の表示がありホッしました。

 そこは、横浜青葉インターでした。
青葉区はmichikoさんの住んでる所です。
後でゆっくり地図を見ると、どうも東京近くまで行って、そこまで一般道をグルッと回って帰ってきたみたいです。
そんなこんなで無事東名高速道に入って30分も経たないうちに、補助呼吸器のバッテリーが切れました。
と言うことは1時間半も、彷徨ってたみたいです。

 バッテリーが切れてるけど、このまま奈良まで帰れるかどうか迷ったけど、静岡に入ったとこで頭重感もひどくなり、考えた末サービスエリアでバッテリーの充電を借りることにしました。
1時間半かかり充電を終えて、無事なんとかいけそうです。
そして、名阪国道に入ったとこまで補助呼吸器を使うことが出来ていくぶん頭痛も治まってきました。

 玄ちゃんは気づくとスピードメーターが120キロを出していたので、「気いつけなアカンで〜、名阪国道は事故多いし、なんせここは一般道やから60キロやんか。」と言ったら、「わかっとるわ。この辺から覆面パトも多いし、今から大人しゅうするわ。」と言った時、横を猛スピードのスポーツカーが行きました。
「あの車、大丈夫やろか。この先は事故多いんやで。」なんて言いながら少し行くと、急に前の車が駐車灯の点滅ランプをつけ始め、完全に止まってしまいました。
後ろからはパトカーと救急車も来たので、路肩に寄りました。事故が起きたようです。

 そこで30分止まったまま経過し、やっと動くようになり、徐行で走り出してすぐ目に入ったのは、あの猛スピードで行ったスポーツカーの見るも無残な姿が。。。。。
何となく気分も沈みそうなので、西名阪に入らずに天理で一般道に出ました。
そこで見た大和盆地の灯り、横浜と違ってなんと暗い。
あまりにもの違いに、不思議とホッとしました。
やはり奈良は田舎やと実感しました。
そして、大和川沿いを走り夜9時に無事家に着きました。


 結局は行きも帰りも大幅に道に迷い、車の中では人が聞いたら漫才をしてると思われるくらいの、ボケとツッコミの珍道中になってしまいました。
こうして、また横浜にも行って来れたのは、やはりネットのお陰です。
身体は確かにクタクタになってしまいましたが、行って来れたことがまた次の夢の実現になりそうです。

 今回も嫌な顔一つせず、横浜珍道中に連れて行ってくれた玄ちゃんには、感謝感謝です。
「また頼むで。」と言うと「あのなあ、お陰で年休が減ってきたわ。」と言われてしまいました。
まあ、しばらくは大人しくせなアカンみたいです。
そう言いながら、またどこかでオフ会行きたいと思っています。
今回も玄ちゃんには、「行きたい言うてるうちは、まだまだくたばらへんと言うことやから、付き合いまっせ。」と言われました。
ありがたいそのお言葉に、とうぶん甘えることにします。

 またまた書いてたら、長い長い文になってしまいました。
最後まで読んでいただいた皆様、お疲れ様でした。 

(2002/12/8)

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