ひとりごと目次
ひとりごと
常識って? 子どもの将来は? (皆様からのメール)
前回のひとりごとを書いてから、多くの方からのメールを頂きました。
お子さんがかなり大きい方からは、
・せめて、「ごめんなさい」「すみません」の一言で変わる思いです。
自分の子どもがそのようになって欲しくないと思います。
・人間って案外自分が体験してみないとわからないのでは?
悪気がなくても迷惑をかけたり傷つけたり・・・
これからも、自分の立場から感じたことをどんどん話して欲しい。
・2人の子どもづれの荷物を抱えた若いお母さんが、駅の階段で困っていた。
手を貸したけど、無言でさっさと行ってしまった。余計なことだったのか・・・
・言いたいことはいっぱいあるけど、最近は何が起こるかわからない。
だから言わない。
これはいけないと思うが、昔のように見ず知らずの方との気持ちの良い会話が少なくなってきた様に思う。
・物の言えない子でも、しっかり親の姿を見ている。「すみません」の言葉があれば・・・・
・「親の背を見て子は育つ」なんて死語でしょうか。いけないことをいけないと言えないのはおかしい。
・本当に自己中が多いです。無感動、無関心。今の若者の表情がないのは、気がかりです。
また、私と同じような体験をした方からは、
・車椅子の母親を連れてスーパーへ行ったとき、身障スペースの駐車場で、健常者の女性に「私が先に待っていた」と言われて、事情を言ったら、ものすごく怖い顔で悔しげに睨みながら移動された。
子供たちには、生活をする上での常識は伝えていきたい。
・駐車スペースのポールが置いてあると、運転手自身が車椅子の場合、自分でどけることが出来ない。
ポールを置かなくても済むように、みんなの理解が欲しい。
若いお母さんからは、
・日本では「ノーマライゼーション」が、まだまだすすんでいない。
自分が良ければそれでいいと言う人が多く、悲しいことです。
でも、負けずに譲り合う心を、訴えなければいけないと思う。
・よその子に注意をすると、「あのおばちゃんが怒るからしてはいけない。」という親がいる。
おばちゃんに怒られるのでなくて、常識的に見ても、やってはいけないことなのに・・・・
まだまだみんな書ききれませんが、こんなに多くの方から良心的なメールがありました。
口うるさいおばさんの私は、かなり気を良くしたのは言うまでもありません。
すみませんやありがとうって言えない人が多く、主張はするが、間違いを言われても謝れない人がいるとの意見は、うちの末っ子の話しですが、社会人になって最近痛切に思うようです。
ぜひ、常識について家庭内で話をする機会つくって欲しいと思います。
そういう私も、常識から外れてるかもしれませんが・・・・
最後に、いつもひとりごとの感想を聞かせていただいて、どうもありがとう。
ますます、口うるさいおばさんに拍車がかかりそうです。
(2001/6/5)