ひとりごと
5月11日と12日、岡山の倉敷に行きました。
一泊旅行に行けなくなってもう5年経ちます。
ずいぶん行こうか行くまいか迷いましたが、私がHPを開設して第1号のメル友のぴんくっしょんさん(以下ぴんちゃん)が、「高島屋愛のキルト展」のコンテストに入賞して、岡山の高島屋で展示されると聞き、どうしても会ってお祝いしたくなり、思いきってぴんちゃんの住む倉敷に旅行することとなりました。
行く2週間前体調を崩してしまい、ネットのみんなにも心配かけましたが、たくさんのお友達がたくさんのパワーを送っていただいたお陰で、行く2日前には良くなりました。
奈良から高速道路で3時間で行けますが、疲れないように大事をとって倉敷で一泊することにしました。
倉敷行きが決まってから、ぴんちゃんのHPのBBSでたくさんの倉敷住民の方と知り合いになりキルト展の高島屋でオフ会も計画され、私も参加することとなりました。もちろん、中心はぴんちゃん。
おまけに、ぴんちゃんは私も仲間に入れてもらってるSPOOL(ネットのキルトサークル)の倉敷支部まで作ってしまい、倉敷支部長に就任です。この行動力には、ただただ脱帽です。
朝7時に家を出発しました。
思ったより道路も込んでなく、2回途中で休憩したわりには、早く10時半には岡山に着きました。
メールで言ってたように岡山ICに着いたところで、携帯で電話をかけると圏外と表示されます。
うっかりしてました。岡山は中国地方なんですね。
玄ちゃん父さんの携帯は、近畿しか使えずエリア外だったのです。
しかたないから、JR岡山駅を目指してなんとか高島屋までたどり着いて公衆電話でぴんちゃんに電話して、巡り合うことが出来ました。
キルト会場の前には、たくさんの人だかりでいっぱいです。
その中でも、ぴんちゃんの一群はじゅうぶん目立っていました。
倉敷支部のぴんちゃん、けいこさん、く〜ちゃん、たいちゃん、つくちゃん、そして広島からNONちゃん、ひろりんちゃん、ひろりんちゃんのお友達、そこで偶然知り合ったぴんちゃんのお友達2人に出迎えられました。
倉敷支部のみんなからは、心を込めて作られた名札キルトを頂きました。
それぞれの個性あふれるキルトで感激です。
広島のNONちゃんからは「もみじ饅頭」も頂きました。
しばし、お話しが弾みもう初めて会ったような気がしなくて、そうそうキルト展を先に見なくちゃってことで、みんなと集団で、もちろんじっくり見てまわりました。
上位入賞のNONちゃんのキルトは、すごく細かい5mm間隔のキルティングがされて、その間が綿を詰めてトラプントされてて、それに手の込んだアップリケには感動ものでした。さすがベテランキルターです。
ぴんちゃんのキルトは、真中に3人の可愛い手形が刺繍されてて、家族のバースディーパターンを使って構成されて、周囲のボーダーには男の子ばかりの母のバットやグローブの図案の刺繍がされてました。
ぴんちゃんの家族愛が伝わる温かいキルトでした。
他の方の作品も、愛のテーマにふさわしく温かい温もりのあるキルトばかりでした。
けっこう人も多くて、それに感心したのは、岡山のキルターはほとんどの人がパッチワークのバックを持って、楽しそうに作品を鑑賞されていました。
キルトを見終わると、もうお昼12時半も過ぎててとなりの食堂のテーブル3つも陣取ってのお食事です。
たいちゃんが都合が悪く早く帰られるので、すごく残念がっておられました。
それぞれお昼ご飯を食べてる時もお話しに花が咲いたけど、食べ終わってからがまたすごい。
みんなの機関銃のようなお話しに圧倒され尽くしでしたが、年齢差を感じさせない、同じ趣味のネットでつながった安心感は、パッチワーク、子どものこと、ご主人のこと、ネットのことなどなど、ネタに尽きない話しばかりです。女性ばかリの中での玄ちゃん父さんも、話しに加わりフィーバーしてました。
そうこうしてるうち、お仕事の終わったえるもちゃん登場です。
まだ20代の若さあふれるえるもちゃん。
席について、ウェートレスの人を呼ぶ時に「ちょっと、おねえちゃん!」これには、一同爆笑でした。
もう一杯コーヒーを頼み直し、またまたのおしゃべりと笑い。
気が付くと、回りにいっぱいいたお客さんはいなくなり、時計は3時半をゆうに越えていました。
ぼちぼちお開きとのことで、外へ出て解散。
また会おうねと言い合い別れました。
それから、ぴんちゃん、けいこさん、く〜ちゃんの車に先導してもらいホテルに行きました。
そこは、ぴんちゃんが頼んでいてくれたとこで、バリアフリーの客室になっていてお部屋に身障用のトイレとお風呂もついていて、部屋の入り口も引き戸になっていました。
さすがに疲れたのか、ご馳走を食べてお風呂から出てすぐに朝まで爆睡しました。
次の日は、朝10時にぴんちゃんが来てくれて、前から行きたかった倉敷の大原美術館に行きました。
思った以上に大きな建物で、みんな見ることは出来ませんでしたが、ピカソやゴーギャンやルノワールやモネやマティスの名画を見れました。
二階の階段があるところの展示があり、車椅子での移動が出来ないとこにあった棟方志功の木版画が見れないのは少し残念でしたが、昭和5年に作られた日本で初めての私立美術館の古い建物に付き足して、車椅子でも入れるようにスロープやエレベーターをつけてあったことは、とてもうれしいことでした。
そうこうしてるうちに、けいこさんやご主人の実家に来ておられた、みふぁちゃんとみふぁちゃんの双子のおねえさんと合流してのお昼ご飯。
またまた、オフ会です。
結局、2時間くらい食堂で、話しに花が咲きました。
今回の倉敷行きは、事前から町の中の移動が車椅子でもスムーズにいけるように、ぴんちゃんやけいこさんに色々調べて準備して、メールやお手紙でお知らせしてもらい、ずいぶん助かりました。
私も玄ちゃん父さんも、ただただみんなの気配りには、感謝しています。
私の5年ぶりの一泊旅行が無事実現したのは、みんなあってのことです。
倉敷のみんな、広島のNONちゃん、ひろりんちゃん、向こうで会えたみふぁちゃんどうもありがとう。
また、会える日がいつかあることを祈っています。
ますます、ネットが離せなくなりました。
玄ちゃん父さんも、補助呼吸器を持っての旅も出来そうだし、今度は2泊に挑戦しようかなんて言ってます。
楽しみがまた増えてきそうです。
最後になりましたが、一番の功労者の玄ちゃん父さん、どうもありがとう。
これからもよろしくね。
(2001/5/13)