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夢を買う


 
年の瀬も近づき大掃除や年賀状書きにと、お忙しいことと思います。
そんな世間の皆様を横目に、私はいつもと変わらずヌクヌクのお部屋で相変わらずの毎日です。
そんないつもと変わらない我家に、今年は年末ジャンボの宝くじが登場しました。
私も玄ちゃん父さんも案外シビアなほうで、最初から当たらないものに投資するより、購入のお金で好きな本を買ったり、美味しいものでも食べた方が有意義だと思っています。
しかし今年は、どう言う訳か玄ちゃん父さんは、ネットでいい事いっぱいあったし、それなりに今年は結婚25周年で、ささやかですが幸せをいっぱい感じたとのことで、いつもは買わない宝くじを買ってきました。
前回買ったのは、かれこれ10年前になります。

 11年前に、玄ちゃん父さんは宝くじの特等が当たった初夢を見ました。
丁度3人の子ども達に教育費がかかリ始めて家計も大変になってきていたので、不純にも宝くじが当たったらと思いました。
そして、1年間玄ちゃん父さんは買い続けました。
かなりの大枚を使ったのに結果は、期待を大きく外れスカばかりです。
その教訓から、我家では宝くじは、みんなから共同でと誘われても、買わないことにしていました。

 久しぶりの宝くじを手にして見ると、確率的にはかなり絶望に近いとは思うのですが、やはり夢を見てしまうものです。
もし当たったら。。。。。。
まず、家のローンを返して、広い土地を買って、日の当たるバリアフリーの平屋の家を建てて、玄ちゃん父さんはXPのPCを買って、残りの半分ユニセフに寄付をして、半分は老後の貯金をして。。。。。。
それとも、いっそのこと終身介護が出来る施設を作ろうかな?
一度は、札束の上で寝てみたいな?積んでいったらどんな高さかな?
全国津々浦々を、オフ会の旅に行こうかなあ。
夢は果てしなく続きそうです。

 ネット友達が、黄色い布に包んで西の方角に置いたらいいと聞いたので、早速実行しました。
自分でも、当たるなんて全然信じてないけど、何故か夢は見てしまうものですね。
「夢を買う」TVで言ってたのは、その通りです。

 でも、この宝くじ。
実は、玄ちゃん父さんがパチンコで儲けたお金で買ってきました。
不純なお金で買った宝くじでは、夢は買えないでしょうね。
でも、大晦日まで、夢を見ていようと思います。
もし当たったら、黙って胸にしまっておこうかな。

(2001/12/16)

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