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絵手紙との出会い

 
 私が絵手紙と出会ってから1年がたちました。
この絵手紙にもたくさんの人との出会いがありました。
描くきっかけをつくってくれたのは、隣町の絵手紙の先生のYさんです。
絵を描くのは中学生以来です。「へたでいい」「へたがいい」なんて言われて、軽い気持ちではじめました。
 
 初めて描いたのは、HPにも載せた《ゆず》です。
握力が弱いので筆を持つのも震えて線がきれいに描けず自己嫌悪になりそうになりました。
でこぼこのへんてこなゆずですが、描いているときゆず湯で温まっている私が頭に浮かんできました。手が自然に「ゆず湯につかる至福のとき」て書いていました。
ああこれなんだ。って思うと、なんだかすごくうれしく温かい気持ちになって絵手紙にはまっていました。
 外出がままならないので、それまでは部屋の中にいると季節を感じませんでした。
絵手紙を描くときは画材がいるんです。部屋の中を見てみると季節ってあんがいあるんです。
一番の季節が入ってるものは冷蔵庫です。
ハウスものもけっこうありますが、それはそれで温室育ちの画材になるんです。
みんな生きているって感じます。
最初は描くものを探していましたが、だんだん向こうから描いて欲しいっていってるようです。
ここまでくると、すっかり私の趣味になっていました。
新聞の投稿に何度か出してもらい、絵手紙文通も数人の人としています。
今だお会いしてない人もあります。ネットの世界も通じるものがありますね。
そのネットでも、最近知り合った人に絵手紙を出しました。
一向に上手には描けませんが、ネット友達から様々な反応が返ってきました。
文通友達からの便りもすごく楽しみです。
 
隣町の絵手紙の先生のYさんは、時々珍しい画材を届けてもらい感謝しています。
ヘルパーもされてて、いつも私は外出のときなどお世話になってます。
今年の初パッチワークの作品は先生の絵手紙をタペストリーにしました。
ネットもパッチワークも絵手紙も他にもたくさんの楽しみがある私は贅沢だな〜って思う今日この頃です。
下手な絵手紙ですが、よかったらもらってもらえますか?
メール待ってます。
(2001/1/21)

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