リンクはポケットの中を調べた。
「ん?これは・・・・地図だ!これで岩の真空石が手に入る!」
「うそ?」
「どこに行くの!?」
「クニック渓谷。」
「え・・・・・・」
「ラウス?どうしたの?」
「え・・・・」
ラウスはララクス王国ガイドブックを出して言った。
「クニック渓谷は秘境だよ。鬼神が住んでるって噂も・・・・」
「怖っ!」
「でも行かない事には世界は救えないよ。」
「よし!行くぞ!」
「おーう!」
:クニック渓谷:
「うへぇ。確かに不気味・・・・・・」
「怖ーい。」
ナボーラさえも怖がるくらいだ。
よっぽど怖いのだろう。
その時近くの村から悲鳴が聞こえた。
「わぁぁぁ!ゲルクニックが来たぞぉ!」
「わぁぁぁぁ!」
「ひぃぃぃぃ!」
「うわっ!なんかいるよ!」
「よし!追いかけよう!」
:鬼神の城:
リンク達がゲルクニックを追いかけているとき・・・・
「なんだ?キサマ・・・」
「ふふふ。ゲルクニックという鬼神はどこですか?」
「名を言え!」
「私の名はグフー。ゲルクニックを強くしてあげようと思いましてね。」
「何?怪しいな!キサマを城に入れるわけにはいかん!」
「そうですか。なら仕方ないですね。」
「なんだ?やめろぉぉ・・・・」
バタッ
「ふー。やっと着いた。」
「ふふふ・・・・・あなたをゲルクニックの所までは行かせない。」
「なにっ!」
「私の名はグフー。あなたを倒す。」
「なにっ。やぁぁぁぁ!」
「ぐっ!」
「あなた方は、この城に隠されている四つの剣を手に入れてください。
そしてその力でゲルクニックの石化を解いてください。
そうすれば戦う事ができます。」
「わかった!そうすれば岩の真空石が手に入るんだな!」
「面白ぇ。」
「やってあげようじゃないの♪」
「そうよ。ちゃっちゃと終わらせるわ☆」
「そう簡単に手に入りますかね・・・・」
そしてリンク達は、ゲルクニックの城に踏み込んだ!
第二十三章 完
オマケ
「ねぇ、勇者のぼうし。なんでチンクルの冒険の小説も書いたの?」
「え?あぁ、あれね。リングさん同時連載なんて許してくれるかな?」
「ダメかもね。」
「えぇー、まあ今はリンクの小説がメインだしね・・・・」
「じゃぁなんで雲の真空石の時にそういう大作にしなかったの?」
「ふふ。大丈夫。雲の真空石の時にはすごいことが待ってるから!」
「えぇーーきになるぅ♪おしえてぇ」
「ダメ」
「えぇぇいけずぅ(古」
オマケ 完
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