- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第二十二章 水の都の神殿(前編) 作者:勇者のぼうし

「わぁぁぁ。ここがべネチかぁ。綺麗だなぁ。」
リンク達は、水の都、べネチに足を踏み入れた。
リンク達は、その美しさに心を奪われ、ぽかーんと見つめるだけだった。
「ねぇ、リンク。水の真空石を手に入れるんじゃないの?」
りんくが言った。
「わかってるよ!その前にべネチの名産品は何かなぁ。」
リンクは迷わず店に入った。
「うわぉ!うまそう!」
リンクの見つめる先には、美味しそうな肉が置かれていて、一つ100ルピーと
書いてあった。
「おじさん!この肉ちょうだい!」
リンクは、迷う事無く100ルピーを払った。
リンクはその肉をなめてみた。
「うまーーーーーーー!」
リンクはハイラルの店で買った、中身凝縮ビンに入れておいた。
:そして水の都の神殿:
「やっぱきれーだな・・・・」
リンク達は綺麗過ぎて仕掛けが無いと思い込んでいた。
しかし突然謎めいた石版が置いてあった。
そこに書いてあった言葉は・・・・
「真の愛情を求めよ。さもなくば、お前達は一生ここから出られない。」
「うへぇ・・・・確かに俺たちは仲良しだけど・・・・恋愛感情はないぜ。」
「まぁ確かにルーラは可愛いけどさぁ・・・・・別に好きだっつっても、NGだろうしよ」
「うん。NG。特にラウスなんてタイプではないかな・・・」
「あちゃー。」
「でも仲間っていう意識はあるよ!」
「そうじゃなくて今は真の愛情を求めなきゃいけないの!誰かが誰かに告らないとだめなの!」
リンクの呼び掛け(?)に、ルーラが名乗り出た。
「私、この中に・・・・」


続く


第二十二章 水の都の神殿(前編)
 2005年12月12日  作者:勇者のぼうし