- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第二十一章 謎の男のルーレット  作者:勇者のぼうし

「ん・・・さっきからポケットの中がむずむずするな・・・」
リンクがポケットの中に手を突っ込むと石がある。
赤く光り、外側に金色の羽のような物まで付いている。
またもラウスが言う。
どこまでそういう事を知っているのだろうか。
「これは真空石だ。そしてこれは、炎の真空石。
四つを集めると、真空の剣を退魔の剣にして、ムジュラの仮面を破壊し、魔神を倒せる。
一つはこの、炎の真空石そしてもう一つは、水の真空石。さらにもう一つは岩の真空石。
最後は雲の真空石。だけど、この三つはどこにあるかわからないんだ。」
その時、盗賊が襲ってきた。
「さぁ!金があるのだろう!出せ!」
盗賊のボスらしき男が指から沢山のモリブリンを出した!
しかしリンクは、モリブリンをどんどん斬って倒していく。
モリブリンを全滅させたころ、その男は、
「失礼致しました。私弱そうなものしか狙わないものでして。
あなた様がかなり弱そうでしたので襲ってしまいました。
お詫びに、このゲームをやってください。
当たれば、水の真空石の在り処の地図を差し上げます。オマケに炎の真空石の在り処の地図も差し上げます。あと四つはどこかにあるはずなので、探してみてください。」
その男は台を出して変なゲーム版を出した。
そしてルーレットを出した。
「さぁ。どうぞ。あ、そうそう。お連れの方もどうぞ。
あと大当たりなら地図とルピーを賭けたルピーの10倍差し上げます。
賭けるルピーをボードの上に置いて下さい。」
リンクは一か八か、100ルピー賭けた。
「それでは回してください!」
リンクはレバーを引きルーレットを回した。
「今だ!」
リンクはかなりの早さで、ボタンを押した。
「大当たりだ!」
リンクは叫んだ。
リンクは地図と千ルピーをもらいルーラに代わった。
ルーラ達はみんな外れだった。
リンク達はここまで楽しい事をした事はなかった。

その時ルーラがリンクを夢見るような目で見つめていた!

第二十一章 完

オマケ


さぁさぁ!ついに二十一章が終わりました!
ついにリンク達が真空石を探します!
次章では、不思議な魔法少女姉妹が現れます!
他にも様々な仲間が現れます!
そしてルーラの右手の甲に王家の紋章があるわけは!?
時々お絵かき掲示板にてイラスト付き後々でるキャラクター紹介を行います!
でわ!


第二十一章 謎の男のルーレット
 2005年12月12日  作者:勇者のぼうし