- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第十九章 竜と勇者  作者:勇者のぼうし

リンクが言った。
「所でお前名前は?」
「私ですか?実は私、デスマウンテンを守護している竜、クリンといいます」
「へークリンっていうんだ。よろしくなクリン!」
「はい!」
今ここは、フルロ平原。夜明け前だった。
「さて遅いけどご飯にしよう!」
リンク達はラクスクを助けたお礼にもらったララクス牛の肉を食べた。
とろーりとしておいしいらしい。
「うめぇ」
「おいしいね。」
リンクとルーラは口々に言い合いそして笑った。
リンク達一行がここまで笑ったのは久しぶりだった。
「おいしかった〜」
「うまかった!」
「こんな美味いもん食ったの久しぶり!」
「ほとんどチュチュゼリーとかテクタイト焼きとかだもんな。」
「うん。」
「おいしかった。」
「じゃぁ寝よう。」
「じゃぁ見張りは私がやります。」
クリンが言った。
「なんで?クリンも眠いんじゃないの?」
「私達竜は寝ない種族なんです。寝るのは冬眠と子育ての時赤ちゃんが眠るんです。」
「わかった。ありがとう。」
そう言ってリンク達は眠りについた。
しかし、後一時間ほどで悲劇が訪れるのをリンクは知らなかった。

第十九章 完

第十九章 竜と勇者
 2005年12月15日  作者:勇者のぼうし