- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第七章 城の地下の迷宮(中編) 作者:勇者のぼうし

迷宮は迷宮と言うわりには仕掛けもスイッチを踏んで扉を開けるくらいしか
仕掛けはなかった。
しかし、リンク達は油断していた。

リンクが扉を開け、部屋に入るとパズルがあった。
レリーフを動かし、形をつくることでスイッチが作動するようだ。
リンク達は頭をひねった。
しかし、答えは浮かばない。
知恵のトライフォースを持つゼルダ姫でさえもわからなかった。
リンクは近くの石版に目をやった。
石版にはこう書いてあった。

キンノツルギヲダイザニサシテコウトナエヨ「ルルダグ」

何か変な呪文が書いてある。しかも、金の剣とは自分の持っている
金剛の剣だ。
リンクは近くにあった台座に剣をさした。
そして、「ルルダグ!」
リンクが呪文を唱えると、レリーフが光だし、トライフォースの絵になった。
そして扉が開くと同時に、アイアンナックが現れた。
しかし、リンクはアイアンナックの体を真っ二つにした。
すると、また、宝箱があった。
開けると中にはオカリナがあった。
ゼルダ姫が驚くように言った。
「これは・・・・真空のオカリナです!その昔、真空の勇者が使ったとされる
オカリナです。」
リンクは真空のオカリナをしまった。
リンクは最初こんなオカリナただのオカリナとしか思っていなかった。
しかし、このオカリナが後に重要な役割を果たす事をリンクはしらなかった。


そして、リンクが次の部屋に入ると、何かが現れた。

「ぎしゃーがびがびがびぶしゅー」
何か変な音と同時に バリネードが現れた!
しかし、今のバリネードは何か違う。
リンクはそう感じた。
そう・・・・このバリネードは・・・・・ダークバリネードなのだ!
続く



第七章 城の地下の迷宮(中編)
 2005年10月10日  作者:勇者のぼうし