 第18章
二回目の惨劇〜中編〜 作者：ゆう
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召還の光が止む。と、同時にリンクの周りにバリアができていた。
『オレが今作った…守護系魔法の使い手召還獣…』
「[シモーヌ]と申します。マスター」
『リンク…平気か…？』
「ああ…ありがとう…だが、肩を強く打っちまって…」
『じゃあ、回復(ヒーリング)魔法の使い手召還獣を作ろう…待ってろ…』
「シュバさん、後ろ！！」
ルルに言われた。シュバが振り返ると、フォルテが居た
「いつまでもゴチャゴチャと…死ね！！」
シュバは、地面に手をつこうとする。だが…
「悪いな！お前のことはコイツの脳が全て知り尽くしている！
お前の弱点は…コイツのこんな顔だろう？！」
次の瞬間シュバの瞳に映ったのはフォルテの泣き顔だった。
しかも、フォルテの瞳は、恐怖の色でいっぱいだった…
「シュバ…ごめん…」
そう言いながら、フォルテはシュバを斬りつけた。
『うっ……あああ！！』
「シュバさん！！」
「シュバァァァ！？」
シュバの肩に剣が刺さっていた。
すると、フォルテを操っているなにかがさりげなく呟く
「いまいましい体だな…斬りつける直前に魂めがでてきおって…
心臓を斬りつけなれなかったではないか！！」
シュバは、ハッとする。
『(フォルテは、まだ死んじゃ居ない！！)』
シュバは、走りだす。
「まて！！」
フォルテが後を追ってくる。
だが、シュバの足の速さには追いつけない。
シュバは、リンクとルルを抱えて走り去った。
「まあ良い。コヤツの体をワシが持っている限りやつは、またここに来る…」
フォルテは、穴のなかに姿を消した…
その頃、シュバは、召還を試していた。
生まれてきた召還獣は、シモーヌを除くと２人。
１人目は、攻撃系魔法の使い手 ロクサーヌ
２人目は、回復系魔法の使い手 ジョセフィーヌ
全員女で、ロクサーヌとシモーヌは、剣士のような格好、
ジョセフィーヌは、魔法使いのような格好だった。
シュバとリンクは、ジョセフィーヌに手当てをしてもらった。
「マスター、今度私達をお呼びになるさいは、こう言って頂けるだけで、召還できるはずです」
「『いでよ、白爪の戦士』といい、最後に我々の中で呼びだしたい者の名を」
「お叫びください〜。それでは〜あまり、 強い衝撃を
なんども与えると、 傷口が開きますので、お気を付けを〜」
そう言うと、白爪の戦士は指輪に戻った。
『よし…。リンク…作戦を練ってフォルテをのもとにいくぞ…白爪の力も借りてな…』
「分かってる。フォルテには、怪我をさせず…」
『中に居る獣を引きずり出し…』
「フォルテさんを正常な状態でぃ…」
(つれかえる！ですね！)
「リンク…頑張ろ！ワタシ、出来る限りサポートするワ！」
「行くぞ！フォルテは必ず連れ帰るんだ！！」
リンク達は、墓地に向かっい走り出した。
第18章
二回目の惨劇〜中編〜
2005年5月6日 作者：ゆう
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