- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第六章 魚の記憶 作者:ゆう


「なっなんと言うことじゃ…」

ゾーラの里のゾーラ達は、エイのような生き物に食らわれていた。
ゾーラの泉にいくと、そこにはー 大きな骨が一つ。

「…!まさか…ジャブジャブ様の骨!?」

「そのようじゃな…。」

そのとき、泉の中から声が聞こえた。
[緑の衣のあなた、あなたは…時の勇者さまですか?]

リンクは、一瞬ひるんだ。だが、すぐに、「ああ。そうだ!」 リンクは質問に答えた。

[リンク様…。]

すると、ザザザザと言う音とともに、
ジャブジャブ様よりも少し小さなイルカのような、生き物が出てきた。

[リンク様、お待ちしておりました。私は、シードラゴンと申します。
リンク様、あなたを記憶がある、「魚の祠」へお連れします。]

「!…よし、お願いするよ!シードラゴンさん。」

「ルト姫、キミも少し危険だが、一緒に来てほしい。ここに行る方が危ないから…大丈夫だよ!危なくなったら、オレが命をかけて守るから!」

『!リンク…そちは、たくましくなったなー
… やっぱり、ふぃあんせにしといて正解だったゾラ!』

「勿論ゾラ!ワラワも一緒に行くゾラ!」

[では、リンク様、私の背にお乗り下さい。]

リンクは、言われた通りにした。

[行きますよ!しっかりお掴まり下さい。]

シードラゴンの体が光った。と思うとすごい勢いで泳ぎだした。

「あ〜れ〜!」
「ル、ルト姫!」

リンクはルト姫の腕を掴む。

「シードラゴンさん、もっと…もっとゆっくり泳いで下さい!!」

[すみません、ですが…体が言うことを聞かないのです!] (♪〜♪〜♪)

気づくと、あのバイオリンの音がした。

[うっ…。あっあれが、「魚の祠」です…]

「いけ…あたしの可愛いスティンエイよ…。」

「グガアアアアア!」不気味な鳴き声とともに、
出てきたのは、電気を帯びた体の巨大なエイだった。
すると、スティンエイと呼ばれていた巨大エイが、水を吸い込んだ。

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」リンクはスティンエイに食べられてしまった。

「(リンクぅぅぅぅぅ!)」
ナビィとリリィとルト姫は、同時に叫んだ。

「あいつ、水中じゃ息苦しかっただろうな。
Elegantなあたしは、この空気の管があるから、平気だけどなー。」

「(リンク(様)は、やられたり、しないもん!「ゾラ!」)」

「リンクの敵をあんたで、うつ!」

「!!」
「女の子がそんなこと言っちゃダメだ…よ…。」

リンクが、スティンエイの背を斬り、出てきた。

「か、返り討ちにしてやる!」

「遅い!」 リンクは、気絶させるために、腹を軽く殴った。
すると、フォルテは、宝石を吐き出した。
リンクは、湖の記憶を持って、祠からダシュツした。
そして、記憶を日にかざした。 ゾーラの里は、元の美しさを取り戻した。
と、同時に、フォルテが目を覚ました。

「あれ…この、Beautlfulな所は…?あたしは、いったい…?」

何も覚えていないような口調だった。リンクが、今までのことを、全部話した。

「…あたしは、そんなことを…?…」

「フォルテ、キミは、ダークリンクとの縁を切ってしまった。だから、キミは狙われるだろう。…オレと一緒に、旅しないか?」

「!…喜んでついて行きます!リンク!よろしく!あの…あなたの馬のエポナちゃんは、たしか…ハイラル平原に…。」

「よし!行こう!」

「フォルテとやら、リンクにちょっかい出したら、許さぬぞ!」

「わかりました。ルト姫さん。」

「みんな、行くぞ!」

リンク、フォルテ、ナビィ、リリィは走りだした!



第六章 魚の記憶
 2005年3月22日 作者:ゆう