- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第12話「時と刀の来訪者」  作者:X団首領

リンクはそのホークという少年に会うべく、砂漠をひたすら歩いていた。
リンク「あァー――ちィー――・・・あァー――ちィー――・・・暑過ぎィー――
るゥ・・・・・・・・」
リンクはゆがんだ顔でひたすら砂漠を歩きつづける。
リンク「まァー―――――――だカカリコ村にはつかねぇのかよー――――――・・・・・・」
途中で仲間にした妖精、ナスカにひたすら愚痴をこぼすリンク。
ナスカ「まだ五十キロや六十キロ歩いただけですよリンクさん。あと三十メートルです。」
リンク「あ゛ーーーーーもう、ホークとやら、そっちから来いッてんだよ、まったく
・・・」
そして、5分後、ようやく、カカリコ村に到着。
リンク「水――――――――――――ッ!!水水水水
水ーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」
ナスカ「キャアアアアアアアッ!!」
リンクは、信じられないすぴぃどで噴水へ駆け抜けていく。
リンク「ゴクゴクゴク・・・・・・・」
そこに、一人の少年が歩いてきた。
??「おいお前、それ工事用のコンクリートだぞ・・・・」
その瞬間、リンクがカチンコチンに固まったことは言うまでもない。
リンク「プハーーーーーーーーーーーッ、助かったぜありがとよ。」
??「そりゃどーも。しかしお前、水とコンクリート間違えるほど、のどかわいてるのか?(それともただのバカか?)しかし、そんな調子だと、いつか死ぬぞ、お前。」
リンク「そんなことより、名前教えてくれ。
??「柳 順」
リンク「ヤナギジュン?なんかどこぞの島国チックな名前だな。片に駆け店のと腰にカケンテんのはなんだ?」
柳「銃と日本刀」
リンク「ほお、銃なんてもってるのか。おまえ日本人らしいが一体に何者だ?」
柳「いやー!!実はさ、オレ自分の部隊とはぐれちゃったんだよ!」
リンク「笑顔ではなすことかよ!!」
ナスカ「その服・・・・・軍人?」
柳「おお、正しくは特殊部隊だな。敵さんの基地に爆弾仕掛けたりスンのが仕事。」
リンク「良く見ると・・・・黒のシャツに迷彩色の長ズボンに黒い長靴・・・・・あ
つそ〜〜〜〜」
柳「まあな。」
リンク「大変だな。」
柳「そんなことより、向こうの宿屋行こうぜ。結構豪華だ」
リンク「おっしゃーーーーー!!イコイコ!!」

ひょんなコトからユルい日本軍人、柳順を仲間にしたリンク。
果して、こんな軽い性格でやっていけるのか!?


第12話「時と刀の来訪者」 
 2005年9月24日  作者:X団首領