ゼルダ「・・・・・・・なのです。」
ゼルダの話は既に50時間を過ぎようとしていた。
リンク「じゃあ、最後に自らを武器にして魔王を倒した、そのホークって人の生まれ変わりを探せば良いんだね。」
ゼルダ「はい。しかし、その生まれ変わりもゴーレムに狙われようとしています。その時はどんな犠牲を払ってでも阻止してください。」
リンク「え?ごーれむ?」
ゼルダ「リンク・・・・レイリア国はご存知ですね?」
リンク「ああ・・・あのハイラル最大貿易相手国・・・・の?」
ゼルダ「ええ。3年前、ザック・ダレンと言う魔術師が、恋人を蘇らすために、ゴーレムを使って、人の命でよみがえらせようとしていた。彼はその者を倒し、レイリアを救った経験があるのですから、腕は確かです。」
リンク「はは・・・・・な・・・・・・なんかおっカネえ国なんだな・・・・・・」
ゼルダ「フフ・・・・臆しましたかリンク。魔を恐れるとは勇者の後継ぎにあるまじきかな。」
リンク「な、なんだよ人事みたいに!つかなんでおめーがそこまで知ってんだよ!行ったことないのに!」
ゼルダ「本で調べました。」
リンク「観光案内(パンフ)!!」
ゼルダ「おやこれは観光案内と言うのですか?」
リンク「知らなかったのかヨ!ていうか早くそのゴーレムってのを教えてくれぃ!!」
ゼルダ「はい。そのゴーレムというのは、泥の人形に命を注いだ者なのです。」
リンク「するってえと、奪った人の命で?」
ゼルダ「YES!!」
リンク「まあ、そのホークの生まれ変わりを探せばいいんだろ?そのゴーレムってのをぶっ飛ばしながら。」
ゼルダ「ゴーレムからは出来るだけ逃げてください。貴方では勝てないから。」
リンク「な、なに〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!??」
ゼルダ「いいですか?レイリアはハイラルの10倍の重力です。そんな環境で育った
敵に貴方が勝てると?」
リンク「じゃ、もし鉢合わせたら?」
ゼルダ「意地でも逃げてください。ホーク氏と合流すればもう安全です。彼もレイリ
ア育ちですから。」
リンク「なんかきにくわね〜〜〜〜〜」
ゼルダ「まあ、よろしく」
かくして、リンクにホーク探しの命令が下った。ファミコンミニゼルダの伝説T編、本格始動!!
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