- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第4話「新たなる陰謀」 作者:X団首領


ギュアーーーーーーー・・・・・・ン

とてつもないスピードで接近するバンディッツ。それに対抗するリンク。

リンク「早い!!」

リンクは剣をふるい、バンディッツに挑む。

カキィーン、カキ、ガキ、ギャリッ、ズギガッ・・・・・・

超高速の剣と斧の、ラッシュバトルが開始された。

バンディッツ「フン、遅い!!」

リンクのジャンプ切りをかわすバンディッツ。

リンク「ならこれはどうだっ!!」

シャッ!!バンディッツの後ろに廻りこみ、回転切りを食らわそうとするリンク。し
かし・・・・

バンディッツ「うしろ!!」

バガッ・・・・

鈍い音が起きた。

リンク「ぐああぁっ・・・・・」

なんと、リンクが後ろにいることを見越したバンディッツが後ろ回しげりを繰り出し
たのだ。

リンク「く、くそっ!!」

リンクは、ダウンから、受身+飛び切りにかかった。しかし、これもかわされた。

リンク「ちいぃっ!!!」

リンクは上空へジャンプしたバンディッツに飛びかかった。

バンディッツ「ほぅ・・・・・動きはなかなかの者だな。よし、動きのテストをして
やろう。」

バンディッツは腕に力を入れた。

バンディッツ「ぉらぁっ!」

バンディッツの腕から強力なプラズマ球がとんできた。

リンク「・・・・・!?・・・や、やべぇっ!!・・・くっ!!」

リンクはギリギリでかわし、地面に着地した。

リンク「くそったれぇぇぇぇ!!!」

リンクが上を向いて爆弾をブン投げようとした時には、バンディッツの姿はなかっ
た。

リンク「!?」

バンディッツ「ここだ!!」

リンク「はっ!」

バキッ・・・

ズザザッ・・・・・・

その時、バンディッツがリンクを蹴り飛ばしてしまった。

リンク「う・・・・う・・・・・ぎ・・・・・・・・」

バンディッツが突撃してきた。止めを刺す気だ。

バンディッツ「はーーーーっはっはーーーーー!!!!!」

リンク「も、もうだめだ・・・・・・」

ザシュッ・・・・・・・・・・・

その時、一本の矢がバンディッツを貫いた。ゼルダの銀の矢だ。

リンク「や・・・やった・・・・・・」

バンディッツ「ぐ・・・・・ち・・・・ちくしょおおおおお・・・・・・!!」

バンディッツはその場に崩れ落ちた。

バンディッツ「く・・・くそ・・・お・・・おれが・・・・・・・こんなやつらに・
・・・・」

リンク「・・・・へへ・・・・・・」

ゼルダ「やりました・・」

バンディッツ「ふふ・・・甘いな・・・・」

リンク「なんだと?」

バンディッツ「1年後に俺より強い二人の大魔族がやってくる・・・・・貴様等を掃
除しにな・・・・場所はハイラル高原・・・・・フフ・・・せいぜい兵士でも集める
こったな・・・・・・くっ・・・・」

そういうと、バンディッツは息だえた・・・・・

リンク「1年でさらに強い奴が二人来るのか・・・・」

ゼルダ「1年後、ハイラル精鋭部隊を派遣します。」

リンク「たのむ」

ゼルダ「リンク・・・ゼウス神様のところへ向かいなさい・・・・・」

リンク「ゼウス神?」

ゼルダ「賢者たちを統べるこの国の神です。そこで修行すれば、五億年修行した価値
があるそうです。」

リンク「そうか・・・・」

ゼルダ「今から貴方をゼウス神界へ瞬間移動させます。」

リンク「わかった。」

ゼルダ「リンク・・・1年後にまた・・・・・・」

リンク「じゃあな!修行してくるぜ!!」

そう叫ぶと、リンクはゼウス神がいるという、ゼウス神界へ瞬間移動した。

???「バンディッツがやられたか・・・・・」

???「世話かけさせる奴だまったく・・・・・」


第4話「新たなる陰謀」
 
2005年5月22日 作者:X団首領