- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第8章 新たなる魔の手 作者:ターラン


7年後の城下町

リンク「やっとついた・・・」
ナビィ「この前と違って、随分にぎやかになったね」
リンク「そうだな・・」
ナビィ「ボサッとしてないで!忘れたの!?」
リンク「あぁ!ゼルダに会わなきゃ」
ナビィ「こっちよ!」

リンク一行はハイラル城へ急いだ

【ハイラル平原】
 
???@「ついにこのときが、来ましたね」
???A「わざわざ俺様たちのためにデーモンはよくやってくれる・・」
???@「我ら「混沌暗舞」の思うがまま」
???A「そう思うだろ?ランサー・・」
???@「そうですね・・水晶錬・・」

ハイラル城

ゼルダ「ここが復興したのも、すべてアナタのおかげです・・デーモン殿」

デーモン「お褒めに預かり光栄です・・ゼルダ姫」
ゼルダ 「感謝のかぎりです」

そのとき、ハイラル城上空で・・

ディーナ「デーモン様は上手くやってるようだナ」
ダークリンク「あぁ・・しかし」
ディーナ「どうしタ?」
ダークリンク 「アイツがここに来るのも時間の問題だ」
ディーナ「もうすぐ来るサ・・」
ダークリンク「来たとしても俺たちに敵うわけないさ、それより・・・・・
  混沌暗舞の動きが気になる」
ディーナ「ランサーと水晶錬、カ・・・」
ダークリンク「あぁ・・」

そのころ・・・・

リンク「子供時代と違って、城までの道のり長すぎないか?」
ナビィ「そう?私はあんまり・・」
リンク「て!ナビィは飛んでるから気づかないだけだろ〜〜!」
ナビィ「何よ〜!飛んでるのが悪いっていうの!?」
リンク「走ってる人の気持ち考えろよ!」
ナビィ「そんなの知らないわよぉ!」
リンク「何を〜〜!(ムカ〜)」

そのとき

???@「ちょっとすいませんか?」
リンク「ん?誰だ?」
???A「(こうも簡単に見つかるとはな)」
???@「アナタ・・・デーモンを探してるようですね・・・」

そこにいたのは、カジキの長い鼻を持つ大柄のフードを被ったゾーラ族とミド並みの大きさしかない大きな水晶を持った子供だった

リンク「???(なんだこいつら)」
ナビィ「何?」
???@「アナタ・・・ここで死んでもらいましょうか」
リンク&ナビィ「!!!!!!」
リンク「なんだよ!突然!大体なんで俺たちがデーモンを探してることを・・」
???A「水晶秘術は他人の行動を見透かす」
ナビィ「あなたたち何者!!??」

そのときゾーラのほうがフードをはずした

???@「私は組織、混沌暗舞の一人銛突きのランサー!」
???A「同じく水晶眼の水晶錬(すいしょうれん)!」

ランサー「私たちは待っていたのですよアナタがこの7年後に現れるのを」
水晶錬 「俺様たちはデーモンらのように時空を移動できないからな」
リンク「混沌暗舞!?デーモンの仲間か!?」
水晶錬「クハハ・・なにをほざいているやら・・あんなのといっしょにされては困る」
ランサー「デーモンたちと私たちは敵対の関係」
ナビィ「なんで、リンクを狙うのよ!」

ランサー「アナタは、私たちの活動において・・・」
水晶錬  「非常に邪魔な存在だ」
リンク&ナビィ「!!!!!」
ランサー「アナタたちの強さはガノンドロフを倒したときの伝説でよくしっている
   しかしですね」
水晶錬  「俺様たちはあのバカ(ガノンドロフ) のように甘くはないぜ・・・」
ランサー「せいぜい、アイツの10倍の力なら 最低限出せますよ、私たちはね・・」
水晶錬 「比にはならないぜ・・・全くな」

リンク「だが、それはガノンドロフと比べたときのことだろ?」
水晶錬「言ったはずだ、あの野郎と俺様たちは・・」
リンク「比にはならない・・・だろ?」
水晶錬「この・・野郎」

そのとき、水晶錬の水晶が光始めた

リンク「なにをするつもりだ」
ランサー「やめなさい水晶錬・・・・」
水晶錬 「なんだと?ランサー・・」
ランサー「そんなに力を使うまでもないですよ・・ こんな雑魚に」
リンク 「雑魚だと!?」
ナビィ 「リンクをなめねいでよね!」
ランサー 「別になめてはないですよ・・・しかし」
水晶錬  「弱いものは弱いんだよ!カスが!」
リンク  「やるってか?」
ランサー 「それ以外に何が?」
水晶錬  「久しぶりに、楽しめるわけだ・・」

次の瞬間、敵の2人は地面から消え
あっと言う間に空中へ移動した

リンク「早い!ダークリンク以上だ!!」
ナビィ「もう、高速レベルではないわ!これは・・・マッハよ!!」

ランサー「銛乱れ時雨(もりみだれしぐれ)」

ランサーが言った瞬間、銛の雨が降ってきた

リンク&ナビィ「!!!!!」
ランサー「これをどうよけますかな?」
リンク「これくらい!回転斬り!!」

カ!カンカン!カカン!
銛は次々と弾かれ地面に転がった

水晶錬「だから、お前は雑魚だっていってんだよ! 事物浮遊!」
そのとき、地面に転がっていた
銛が不気味に動き始め
一斉にリンクに向かって飛んでいった

ナビィ「リンク!危ない!!」
リンク「!!!!!!」

謎の組織「混沌暗舞」の刺客の急襲を
受けたリンク一行
けた違いの強さを誇るランサーと水晶錬相手に
どう立ち向かうか!

続く・・・

(第9章目へ続く)



第8章 新たなる魔の手
 2005年6月5日
 作者:ターラン