- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第三章 森の勇気 作者:ターラン


そのころ何処か辺境の地で・・・・・・

スタルフォス「デーモン様ただいま戻りました」
デーモン  「どうだ?うまくいったか?」
スタルフォス「はいそれはもう、ワタクシの自作自演にまんまとひっかかりまして」
デーモン  「コキリの森はどうだ?」
スタルフォス「はい、コキリのボスガキはワタクシの
       脅しに震え見事に時の勇者をハメ、いまや我らの支配下に・・・・」
デーモン「よくやった、引き続きコキリの監視をしろ・・・」
スタルフォス「ハ!かしこまりました!」

スタルフォスは消えた

デーモン「・・・・・・」
???「あんなのをコキリの支配者の位に立たせてもいいのですか?デーモン様」

そのとき闇から一人の剣士が現れた

デーモン「あいつも所詮捨て駒よ、やられるのがオチさ・・・・・」
???「それを分かっていて何故?」
デーモン「気になるのならお前を行かすがいいか?ダークリンク」
ダークリンク「それはもう、喜んで・・・・」
デーモン「では行け、スタルフォスがやられ次第、時の勇者を叩け!」
ダークリンク「もし・・・スタルフォスが勝ったらどうするおつもりで?」
デーモン「そのときはコキリの森を焼き討ちしろ新たな支配地域をつくるのだ」
ダークリンク「かしこまりました」

ダークリンクも闇に消えていった

【ハイラル平原】

リンク「ちくしょう!ちくしょう!」
???「お待ちリンク」
リンク「!ケポラ・ゲボラ・・・」
ケポラ・ゲボラ「本当にこれでいいのかリンク?」
リンク「みんな俺を・・・・」
ケポラ・ゲボラ「リンク、本当の真実は心の中にあるのを忘れるでないぞ」
リンク「?」

そのころコキリの森で・・・

ナビィ「リンク・・・・」
ミド「・・・・・・」
ナビィ「ミド、リンクは本当のことを言ってもショックになって落ち込む子じゃないと思うよ」
ミド「言っちまったもんはしかたねぇよ・・・」
ナビィ「ミドー!」
ミド「あいつらに脅された上にここも占拠されて
   みんながほうしゅうナシの労働させられてもうどうしようも・・・・」
ナビィ「いつものミドらしくないぞ!ミドはここのボスでしょ〜!頑張んなきゃ!」
ミド「ボ・・・・ス・・・・」
ナビィ「みんなを助けたり!まとめるのが仕事でしょ!脅しになんか屈さないで!」
ミド「・・・・・!」

そのとき仲間の悲鳴が聞こえた!

「ミドのアニキーーーーーーーーー!」

ミド「今の声は!ライタ!?」
ナビィ「大デクババだ!ライタを人質に!」
大デクババ「仕事をサボった罰だぁ!」
ミド「どうしたんだ!?」
コキリ族A「ライタくんは転んだだけなのにアイツが!」
ミド「おい!デデデ、デクク、ク、ククババババ!
  おととと、ななししくラライイタアをはぁなせ、!」
ナビィ「ミド!足が震えてるよ!頑張れ〜!」
ミド(なんで震えるんだぁ!オレの足ぃぃぃぃ!)
大デクババ「お前らの水食料を全て差し出せば許してやろうか〜?ああ!?」
コキリ族B「それだけは!〜!!」
大デクババ「じゃぁコイツ食っちゃお〜♪」
ライタ  「うわーーーーーー!」
コキリ一同「わぁぁぁぁぁ!」
ミド   「待てデブババ!」
大デクババ「てめぇ誰に言ってやがる!?」
ミド   「お前にいってんだ!ぼこタン!」
大デクババ「(怒)」
ライタ「アニキ無茶しないでーー!」
ミド「安心しろライタ!おれがここのボスとしてお前を助けてやる!」
ナビィ「ミド!やったね!足が震えてないよ!」
ミド (もう後には引かない!ここのボスとして! みんなを助けるんだ!)

コキリ族B「アニキデクの棒だ!」
ミド   「よし!」
大デクババ「そんなボッコでなにができる!?」
ミド   「油断するなよ!コキリ特産のデクの棒
      は名刀コキリの剣の4倍のダメージなんだぜ!」
コキリ族A「でもすぐ折れる」
ミド   「うるせぇ〜!なにバラシてんだアホ!」
大デクババ「面白い!ガキがなんぼだ!そんなの
     へし折ってやるわ!」
ミド   「死んで後悔すんなよぉぉぉ!」


魔物との戦いで足の震えを克服したミドは
コキリ族のボスとして大デクババに挑む
はたしてミドは無事に仲間を救えるのか!?

続く・・・・・・


第三章 森の勇気
 
2005年4月23日 作者:ターラン