リンク「く、だったらくらえ! 回転斬り!」
スタルフォス「甘い!月光血斬!」
リンク「な、こいつも回転斬り!? うわぁぁぁ!」
スタルフォス「ククク、それにしてもあの緑のコキリ族のボスガキ、
よく時の勇者をハメテくれたものだ!たしかミ・・ドといったかな?」
リンク「ミド!?バカなあいつは俺をそんなことには!
確かにミドはよく俺の喧嘩うってたりしたけどアイツは・・・・!」
リンクが次の言葉を言おうとした瞬間
スタルフォスは歯ぎしりをして攻撃してきた
リンク「く・・・・・!」
リンクは紙一重で攻撃をかわした
スタルフォス「アイツは!・・・・なんだ? これが現実なのだよ!
所詮は生物、機械のように目的をかえずに遂行させるとは限らない!
表ではいい顔をして裏では身近にいるやろうどもを憎んでいる!怨んでいるんだ!」
リンク「違う!アイツは・・・・・・ アイツは俺の友達だ!いや、いっしょに
暮らしてきた家族なんだ!ミドはそんなことするやつなんかじゃない!」
スタルフォス「ほう、ならば貴様が7年の年を越え、
ここに再び戻ってきたときあいつはお前になんていった!?
「サリアがいなくなったのも、魔物がでたのもみんなアイツのせいだ!」
といったはずだ!」
リンク「なんで、そのことを!!?」
スタルフォス「くく、知りたいか?知りたくば拙者に勝つことだ!」
リンク「うわぁぁぁぁ!」
スタルフォス「だがお前は拙者にダメージ1つ負わせることもできん・・・・・
宣言する! お前は負ける!」
リンク「そんなのやってみなきゃ分かんないだろ!」
スタルフォス「フン!ガキ一人になにができる!? おつかいか?犬の散歩か!?
拙者は貴様の心が読めるぞ!家族に裏切られ一人たたずむ
孤独なお前の姿が!お前も憎くなってきただろ?
裏切られた家族が!自分と引き裂かれた家族が!!」
リンク「それ以上なにも言うな!!黙れぇぇぇ!!」
スタルフォス「これが現実だ!喰らえ奥義!爆龍月壊波動斬り!!!!!」
リンク「・・・・・!!!」
リンクの意識は白い世界に飛んだ・・・
意識が薄れる中、彼は感じた・・・
リンク「ミドは俺を騙していたんだ、いやナビィも
みんな・・・・!俺は引き裂かれたんだ、
裏切られたんだ・・・・」
リンクは気を失った
スタルフォス「ハーハッハッハ!見事にいったものだ
もともと深く物事を考えるコイツにはいいクスリよ!
ここで殺せばデーモン様もさぞお喜びになられる
だろう!さぁお前の最期だ!時の勇者!」
????「リンクーーーーー!」
スタルフォス「ちぃ!邪魔が入ったな、運がよかったと思え!」
スタルフォスは夜の闇に消えた
ナビィ「リンク!!いたリンク!」
ミド「・・・・・・・・。」
リンク「う・・・・」
ナビィ「気がついた!よかった!」
ミド「な〜にアホやってんだよ!」
ミドが手をさしのべようとしたそのとき!
バシィィィィィィ!
リンクが冷たい目でミドの手を叩いた
ミド「なにすんだよ!テメェ!」
リンク「うるせぇ!」
ナビィ「リンク!?」
ミド「喧嘩ふっかけるってか!?買うぜ!」
リンク「なんで!嘘言った!ミド!!」
ミド「・・・・・・・!それはお前に・・・!」
ナビィ「悪い嘘なんかじゃないよ!ミドは ・・・・」
リンク「言い訳なんか聞きたくないね!
お前らとは今日をもって・・・縁を切る!」
ナビィ&ミド「!!!!!!!!」
リンクは森の外へかけていった
ミド「おい!待てバカ!!」
ナビィ「リンク!!!!」
誤解が生んだ災い、
両者の思いは食い違い
最悪の結末をまねいてしまった
続く・・・・・
第二章 敗北と最悪の結果
2005年4月23日 作者:ターラン
|