- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第8章伝説の弓矢 作者:ムウ


リンク、ダリー、オルフェは三階でゼルダと六賢者を探していた。
一方、リンクの父とスペルは・・・

父「ふう。そうか、リンクはハイラル城に・・・」
スペル「フッまた心配するつもり?リンク君は世界を救っ
た勇者、それにナイトの血を引く青年だ。ちゃんと荷物わ
たしたから大丈夫だって。それより僕は君の方が心配だけ
どな・・・ほら、もう来てるよ。」

突然リンクの家の扉が音をたてる。ドンドンドン・・・

兵士「ほら、開けろ!開けんと命は無いぞ!それとも我ら
がチカラずくで開けるぞ!」
スペル「・・・命がないのは、君達さ・・・」

兵士達が扉を開けたとたん、スペルが弓矢をかまえ、兵士
三人をわずか0.5秒くらいで倒してしまった。

父「さすがだ、スペル。一週間前とは別人みたいだな・・・」
スペル「僕の特技は弓矢くらいさ・・・それにリンク君と
同じナイトの血を引く者・・・ナイトの血は僕とリンク君
をのぞき、5人いる・・・その2人はリンク君のまわりに
いるようだ・・・」
父「お前がそれだけ分かるなら、リンクもわかるは
ず・・・そのチカラをリンクは使いこなせない・・・か」

リンク達は前にアグニムがいたところ・・・つまりイケニ
エにするところに着いた。しかし、ゼルダも6賢者もいな
いかったのだ。

リンク「うう・・・けっきょくいないじゃないか。」
オルフェ「このあたりにいると思ったが・・・」
ダリー「なんだよ!ただの予想かよ!」
???「フフフ。ちゃんと予想は当たってますよ・・・」
リンク「な、その声は・・・アグニム!」
アグニム「フフフ、さすがリンク。そしてオルフェにダリー。
 なにかを感じてはいたが、やはりナイトの血を引いていたか・・・」
ダリー「ゼルダ姫様はどこだ!」
アグニム「フフフ。ゼルダはここにはいない。6賢者も・・・
 闇の世界にいるさ。そしてお前達も・・・闇の世界にひきずりだす!」
全員「!!!」

アグニムの手から暗い光ができ、リンク達とアグニムをて
らす・・・。リンク達は闇の世界にひきずりこまれてしまった。

リンク「うわ〜〜!」
ダリー「なんだここは!?」
オルフェ「こ、これはいったい・・・」

リンク達はさらなる死闘の舞台に到着した。

(第九章に続く)


第8章伝説の弓矢
 
2005年5月22 作者:ムウ