これは、勇者がガノンを倒して、1年後の話である。
リンクは、父にたのまれ、カカリコ村におつかいに出かけ
た。父はふいの病に倒れ、熱を出したのだ。そこで、カカ
リコ村に、新製品の薬が発売され、今なら、30ルピーで
買える。
父「ハアハア・・・リンク、こんな雨の日に悪い
な・・・」
リンク「なに言ってんだよ。親父、当たり前だろ」
リンクはさっそく出かけた。今日はオカリナは持っていな
いので、歩くしかない。
リンク「外歩くの、久しぶりだな・・・それにしても、こ
の雨、あのときの雨に似てるなあ」
カカリコ村に着いた。お客さんが長くならんでいたが、リ
ンクが最後の一人で、ぎりぎり薬を買えた。そして、すご
く注目されていた。それをぬぐように、リンクはすぐ店を
出た。
リンク「ふう。けっこう注目されて、なんだかはずかしい
なあ。それより早く帰らないと、親父が心配だ。」
その帰り道・・・
ゼルダ(リンク!)
リンク「ゼ、ゼルダ姫!?」
ゼルダ(城の兵達が変なの!私を突然つれだして・・・キ
ャーーー!!)
リンク「ゼルダ姫ーーー!!」
リンクの声はむなしくこだました。
(第2章に続く)
第1章新たな冒険
2005年4月9日 作者:ムウ
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