- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第1章〜襲撃〜 作者:ミリア


ここは光の神殿、剣の間。
新たにラウルとかわって賢者となった、アイルには強い闇
の波動を感じられた。
アイル(・・・!?これは・・・?)
マスターソードの影から現れた、黒い闇が具現化して人の形になっていく・・・
アイルは驚きと畏れを隠せない。
アイル「いったいコレは・・・・??!!」
???「我は闇の覇者なり・・・すべては我の手のうちに堕ちたり・・・」
声とともに、やみは、アイルを包み込み、光の神殿に満ちわたっていった・・・
???「ククク・・・1つ目の神殿と賢者討ち取ったり・・・」
アイル「ウワアアアアアアアア!!」
リンク「・・・?なんだ、この胸騒ぎは・・・」
リンクは時の神殿(光の神殿)へとひた走りに走る。
けれど時、すでに遅し。今はもう光の神殿じゃあない。
いまは・・・ガノンドロフが身を置く、ガノンの居城なのだ。
リンク「うっ・・・アイツの波動だ・・・アイルは・・?」
アイルは闇に洗脳され、ダークリンク、ならぬ
ダークアイルになっていたのだった。
ガノンドロフは怪しげに光を放つ水晶に映る、リンクの苦
しむ姿を見て、高らかに笑う
2000年前の惨劇を今に蘇らせようと計画を練りながら・・・
ガノンドロフ「ククク、次は、森の神殿だ・・・スタルガウン、おまえが行け・・・」
スタルガウンと呼ばれる鋼の面をかぶった魔物は、
承諾の印を置いて、飛び去った。
行く先は、もちろん、迷いの森を分け入ったところにある、森の神殿だ。
サリアの血をひいた森の賢者・フォアが守る、
「森の真珠」を奪いに・・・。
そのころリンクは、光の神殿に巣食うモンスターを倒すの
に四苦八苦しながら、決戦の舞台への階段を上っていた。
リンク「ハア ハア 何処まで行けば辿り着くんだ?」
リンクは螺旋階段を上る
森の神殿に忍び寄る、魔の手に気づかずに・・・
森の神殿内部、神秘の祠・・・
スタルガウン「森を守る賢者よ、森の真珠をもらうぞ・・・」
フォア「そんなことはこの私がさせない!」
スタルガウン「さあ、それはどうかな・・・」
あせったフォアは後先考えずにスタルガウンに向かっていった・・・
(自分は死んでもパール(森の真珠)は渡さない・・
この身が朽ちようとも・・)


第1章〜襲撃〜
 2005年7月17日  作者:ミリア
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