通路を抜けた先には大きな部屋があった。
アミが部屋に入った瞬間通路への扉が閉まる。
リンク「な・・・!」
リンクは言葉を詰まらせる。
マルシャが壁に貼り付けられていたからだ。
アミ「随分悪趣味なことで・・・。」
?「ふん。そう言われるとこちらとしては嬉しいかぎりだが。」
部屋の奥の飾り物の甲冑が動き出す。
アミ「よりによってアイアンナックかよ・・・!」
アミは剣に手を伸ばす。
アイアンナックもそれと同時に武器を手にとった。
ドゴォ
と言う音を聞くときにはリンクはアミに突き飛ばされ、
アミは避けリンクと反対側に回っていた。
アミが剣を構える。
リンク「・・・ってーーーー!
思いっきり突き飛ばしやがって!」
リンクは文句を言いながら剣を抜き、盾を構える。
リンク(え・・?なんであいつ、盾使わないんだ?)
そう思った瞬間アイアンナックがアミに向かって斧を振り下ろす。
アミはそれを避け、懐にもぐりこむ。
アイアンナック「!しまっ・・・・!」
アミ「遅い!」
アミは剣を上に向け、兜の中に突っ込む。
ガァン
という鈍い音と共に兜が空中に飛ばされる。
リンク「!そうか!」
そう言ってリンクはアイアンナックに向かった。
アイアンナック「!」
リンクの方に向こうとしたがアミが浮かんでいるのがアイアンナックの目に飛び込んできた。
ドカッ
アミがアイアンナックの顔を蹴り飛ばす。
リンクはその隙にアイアンナックの鎧を支えている紐を切り落とした。
アイアンナック「このガキ共ー!!」
アイアンナックが斧を振る。
アミはその前にアイアンナックの肩に乗ってそのまま高く飛び上がり、
リンクはしゃがんで斧をかわす。
大振りだった斧は反動で動きを止められない。
2人はその瞬間剣を構えた。
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