- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第10話 森を抜けてX 作者:桃木里枝



リンク「どうすんだよ!思いっきり囲まれてるぞ!!」
周りの敵はそうリンクが叫んでる間にもどんどん近づ
いてきている。
マルシャ「・・・に・・・・・ない・・・。」
ナビィ「え?」
マルシャがなにかを呟いた。
ナビィは何かを言っているのは認識できたが、言葉を
しっかり聞き取れてはいなかった。
マルシャ「オイラまだ、死にたくないよー!!」
マルシャがそう叫んだとき、マルシャの身体から光が
発せられた。
チャット「な・・・に・・・?」
リンク「!?」
その光はマルシャを中心に半径およそ10メートルの
範囲を浄化したらしい。
周りにいた魔物はほとんどいなくなっていた。
ナビィ「これって!」
アミ「!今だ!走るぞ!!」
アミの声と共に再び5人は洞窟へ。
洞窟にあと少しのところで入り口がシャッターのよう
にゆっくり閉まっていく。
チャット「嘘でしょ!!」
ナビィ「しまっちゃうよ〜!!」
リンク「あきらめちゃだめだ!!!」
しまりきる前に入ろうと5人は全速力で走った。


第10話 森を抜けてX
 2006年1月29日  作者:桃木里枝