- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第6話 森を抜けてT 作者:桃木里枝

チャットのことをナビィに紹介し、4人は森の奥へ足を進めた。
もうすぐ日が真上になりそうになってきた。
が、

ぐぅぅ〜〜〜〜〜

と誰かの腹の虫が辺りに鳴り響く。
ナビィ「・・・・・・誰?」
チャット「あんたねぇ!こっちまで気にしないように
してたのにお腹すいてくるじゃないの!!」
チャットの怒りの矛先は・・・リンクであった。
リンク「仕方ないだろ。腹減ってんだし。」
チャット「だからってそんな大音量で鳴らさなくてもいいじゃない!」
後ろで2人が言い合っているのを見ていたナビィは少し膨れた。
ナビィ「仲いいな〜。」
アミ「そうか?」
ナビィ「私も喧嘩はしたけどこんなに言い合ってなかったよ。」
そう言って話していた2人に次に耳に入ってきたのは、
リンク「だいたいチャットがあくびするから」
アミ「ちょっと待てい!おのれら!!
話の変わり目が唐突すぎだろ!!
つーかまたあくびの話に戻ってんのかよ!!!」
同じような展開にアミは精一杯突っ込んでいた。
しかも息を切らしている。
リンク「あ〜いつからだっけ?」
チャット「さあ〜?」
アミ「もういい!
ナビィ。こんな奴らほっといて行こうぜ。」
そう言って再び同じような展開で歩くペースを速める
アミにナビィはハテナを浮かべながらついて行き、リ
ンクは慌てて追いかけるのであった。


やっと森を抜けるともう夕方だった。
洞窟のある本当に小さな村で一晩明かすことに決め、
4人は泊まれるところを探す。
アミ「ないな。」
ナビィ「ないね。」
リンク「ないよ。」
チャット「・・・・・はあ〜〜〜。」
突然ため息をもらすチャットに一同の視線が降り注ぐ。
リンク「チャット・・・ため息つくなよな。
こっちまでつきたくなるだろ。」
チャット「仕方ないじゃない!だって」
アミ「もうええって!!」
チャットとリンクの立場が逆のまた同じ展開になりそ
うなのでアミは先に釘を刺した。
?「あ。ひょっとして旅の人?」
リンク「そうだけど・・・。」
?「何?まだ宿決まってない??」
突然現れた少年にとまどうリンクと違いアミは
アミ「決まってたらこんなに歩き回ってるわけないだろ?」
とクールな口調で言ってのけた。
?「そうなんだ!じゃあうちに来なよ。
オイラ、マルシャ。よろしく!」
勝手に話を進められたが、とりあえず4人は言葉に甘えることにした。


第6話 森を抜けてT
 2005年10月23日  作者:桃木里枝