- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第5章 ネルガ草探索  編ケポラ・ゲポラのヒン 作者:ミカウ

ナビィ、チャット、トレイル、スタルキッドはリンクを治
すため、ネルガ草を求め迷いの森へきていた。
 「ある?ネルガ草・・・」
 「どこにもない・・・」
トレイルは周りを見わたしながら言った。
 「でもあてもなく探しているけど、迷ってないかな・・・?」
 「大丈夫よ族長様、スタルキッドがいるもの、ここで育っ
  たんだからこのあたりのことぐらい・・・」
 「・・・悪い、だいぶふかくまできたから微妙なんだ・・・」
 「・・・あれで大丈夫なの?」
 「う〜ん・・・」
結局四匹はあてもなく、ネルガ草を探した。
 「は〜疲れた・・・」
 「トレイル、ファイト!!リンクを助けるためよ!」
 「でも・・・完全に迷ってるじゃん・・・」
 「う・・・」
四匹は疲れきっていた。と、そこに一匹の鳥がやってきた。
 「ホホウ、だいぶお困りのようじゃの。」
 「ケポラ・ゲポラ!どうしてここに!?」
 「おまえ達の様子をずっと見ていたぞ。こんなところをあ
   てもなく出歩くなんて死に行くようなもんじゃぞ。」
 「でもリンクが!」
 「わかっておる。ヒントをやろう。」
 「ヒントって・・・ヒントくれるくらいなら、場所を教えなさいよ!」
 「ひかえてチャット!」
 「でも族長様・・・!!」
 「これは私たちの力だけで解く事なのよ!・・・わかって・・・」
 「・・・族長様・・・」
 「とにかくヒントを教えてくれよ、フクロウさん!」
スタルキッドが言った。
 「では教えよう。ネルガ草は夜に探すのじゃ。」
 「へ?暗い中を探せって言うの?」
 「そうじゃ。」
 「それじゃあ余計に探しにくいじゃないの、何言っているの!」
 「チャット!おさえて!」
 「え・・・?」
 「わかったわケポラ・ゲポラ。そうするわ。」
 「いいの族長様!」
 「ケポラ・ゲポラを信じなさい!」
 「う・・・」
 「では、検討を祈るぞ。」
ケポラ・ゲポラは飛んでいった。
 「族長様、ケポラ・ゲポラってなんなのよ!」
 「デクの樹サマの知り合いよ。」
 「え・・・デクの樹サマの・・・?」
 「だから私はケポラ・ゲポラを信じているのよ。さあ、夜まで待ちましょう。」
四匹は夜まで待った・・・


第4章 番外編
 2005年7月10日  作者:ミカウ
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