とうとうリンクはガノンドロフに敗れた。リンクは飛ばさ
れ、森の深くへと落ちていった。
「何・・・?」
一匹の妖精がリンクが倒れているのに気付いた。
「何だ何だ?」
「どうしたの?」
すると何十匹もの妖精が現れた。
「ほら、人が倒れているよ。」
「死んでいるのか?」
「いや、息があるよ!」
「族長さまは?」
と、また一匹の妖精がやってきた。
「族長様が通るぞ!道を開けろ!」
どうやら、族長のようだ。
「何事?」
「人が倒れているのです。」
「私にもみせて。」
族長はリンクにかけよった。
「!!」
「どうなされました?」
「水を持ってきて!早く!」
「は・・・はい!」
妖精は水を持ってきた。族長は水を飲ませた。
「う・・・」
「リンク!リンク!」
「・・・?」
「私よ、ナビィよ!」
「・・・ナビィ!」
なんと族長はナビィだった。
「族長様、この人をご存知で?」
「知っているも何も、私の昔のパートナーよ!」
すると二匹の妖精が駆け寄ってきた。
「リンクだって!?お姉ちゃん!」
「そうよリンクだわ!」
「・・・チャット、トレイル・・・」
なんとチャットもトレイルもいた。
「スタルキッド、リンクよ。」
スタルキッドもいた。
「そうか!へへっ・・・また会えたな。リンク。」
「スタルキッドも・・・」
みんあうれしそうだった。しかしリンクの様子がおかしい
のにナビィが気付いた。
「リンク・・・どうしたの?なぜ起き上がらないの?」
「・・・体が動かないらしい・・・多分、がノンドロフの
魔力が体に・・・」
「え?ガノンドロフが?」
「蘇ったんだよ・・・それで戦ったけど負けてここまで飛
ばされたんだ・・・」
「とにかく何とかしないと・・・ガインド呼んで。」
と、一匹の妖精がやってきた。
「わしを呼んだかね?」
「ガインド、リンクの魔力を治す方法はない?」
「どれどれ、う〜む・・・」
ガインドとは物知りの妖精だ。
「ネルガ草だな。」
「ネルガ草?」
「一種の薬草じゃよ。迷いの森に生えておるらしい。」
「それがあればリンクを直せるのね!」
「じゃが・・・どこに生えとるか分からん。それにもしガ
ノンドロフとやらの魔力が迷いの森まできていたらどう
なるか・・・」
「可能性にかけるまでよ、私は探しに行くわ!」
「私も!」
「僕も!」
「おいらもだ!」
チャットもトレイルもスタルキッドも行く事になった。
四匹は迷いの森に行った・・・
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