リンクとエポナはハイラル城についていた。
「な・・・何だ!」
ハイラル城は燃えていた。リンクはすぐ城下町に駆け込ん
だ。スタルフォスやダイナフォスが次々とやってきた。
「くそっ!きりがねえ!」
リンクは城へと向かった。
ハイラル城はどんどん崩れていった。
「大変だ、ゼルダ・・・!」
城の中に入ったがそこはもうモンスターでいっぱいだっ
た。リンクは敵を蹴散らしつつもゼルダを探した。その
時、一人の兵士が倒れているのをみかけた。
「あの・・・大丈夫ですか?」
「・・・君は・・・?」
「どうしてこんなことになったんですか?」
「ガノンドロフが復活したんだ・・・」
「何だって!?」
「ガノンドロフは軍を率いてハイラルを攻撃して・・・今
はハイラルを制服され・・・」
兵士は息を引き取った。
「ガノンドロフだって・・・何で・・・」
ガノンドロフはなぜか復活していたらしい。
「フフフ・・・」
リンクは振り返った。それはガノンドロフだった。
「ガノンドロフ!」
「またあったなリンク!」
「ガノンドロフ!おまえは封印されたはず!何でだ!」
「さあな・・・確かに俺は封印されていた。だが気が付い
たらこのハイラルにいた。理由はどうであろうが俺には好
都合だった。俺はもてる力でモンスターを作り軍を作っ
た。やっと復讐できるぞ。リンク!」
「ゼルダはどこへやった!」
「きさまなんぞにおしえるか!」
「くっ・・・!」
「一つおしえてやろう。今のハイラルは魔界という事だ!」
「魔界のハイラル・・・」
「この魔界となったハイラルにとってきさまはじゃまもの
だ!おれの魔の力できさまを消し去ってやる!」
二人の戦いは始まった。
第二章 魔界となったハイラル
2005年5月22日 作者:ミカウ
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