- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第9章 戦の民 スタレット族 作者:緑の帽子


『カンッカンッカンッ』
デスマウンテンに剣を打つ音が鳴り響く。

日はとっくに暮れている。

リンク「あのさ、さっきの事だけどさ」
セレナ「どうかしたの?」
リンク「小さな頃から弓矢を触ったことがあるって言ってたじゃん。
   でも、こんなに早く上達するものなのかな〜って思って」
セレナ「・・・まだリンクに言ってなかったわね・・・私、戦の民なの」
リンク「戦の民って?」

その時ソードが帽子から這い出して来た。

ソード「ふあ〜よく寝たわ〜」
リンク「ソード、戦の民って知ってる?」
ソード「あんたバカ!?戦の民も知らないの?」
セレナ「仕方がないわ、この子スポーツ派だもの」
リンク「まさか・・・常識?」
ソード&セレナ「常識」

ソード「・・・いいわ、教えてあげる。戦の民って言うのはね、スタレット族
    という人たちが中心の種族で、昔起こった封印戦争でナイト族
    たちと共に戦ったの。まあ、その時にほとんどやられちゃって今は
    ほとんどいなくなってしまったの」
セレナ「まさかリンク、封印戦争くらいは知ってるでしょ?」
リンク「そっそれくらいは知ってるさ!」
ソード「でね、その戦の民はすごく武器の上達が早いと言われ、半年も
    あれば1つくらいなたらしい武器なんかも使いこなせるようになるの」
リンク「そうか!だからセレナはこんなに弓矢が上手いのか!」
ソード「そういうことね」

リンク「そうだ!この剣使わない?」
セレナ「どうしたの急に・・・まあ無理じゃないと思うけど・・・」
リンク「俺、これからフォーソード使うじゃん!セレナなら剣だってすぐ上手く
    なるんだろ?」
セレナ「そうね、近くの敵と戦うときは便利だもんね」

セレナは早速リンクに教えてもらいながら剣の特訓を開始した。

リンク「腕の力はもっと抜いて、腰を使うんだ」
セレナ「分かった、もう一回!」

さすがは戦の民、20分もすればリンクの必殺技、回転斬りも出せるようになった。

セレナ「・・・やった、回転斬りできた〜」
ソード「やったヤッタ〜セレナったらうま〜い!」
リンク「まだ威力は低いけど、すごいな〜」
ソード「はしゃいだらまたね眠くなっちゃった・・・おやすみ〜」

ソードは再びリンクの帽子の中に入った。

リンク「俺も寝よう。セレナは?」
セレナ「私も寝るわ、今日は疲れたもの」

2人と1匹はそのままぐっすりと眠った。


〜次の日〜


「で〜き〜た〜ゴ〜ロ〜」

ダイゴロンの声が響き渡る

リンク「・・・う〜ん・・・もう朝?」
セレナ「・・・よく寝た〜」

ソードもリンクの帽子から這い出てくる。

ソード「2人とも、できたみたいよ!」
リンク「よし!早く行こう!」

2人と1匹はダイゴロンの下へと急ぐ。

大ゴロン「お客さん、ダイゴロン特製、フォーソードの完成ゴロ!どんな攻撃を受
     けても折れないゴロ!」
リンク「あれ?フォーソードって知ってるの?」
大ゴロン「オラの辞書に剣の名前くらい全て入ってるゴロ!あんた、こんな剣持って
     るだなんてただものではないゴロね?頑張るゴロよ」
リンク「ありがとう!お世話になりました」
セレナ「さ、行きましょ!」

2人と1匹は山を下り始めた。


ダークリンク「ちっ、剣は直ってしまったか・・・しかし、面白いのはこの後だ・・・ククク」


(第10章に続く)


第9章 戦の民 スタレット族
 2005年4月30日 作者:緑の帽子