- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第4章 ハイラル城の死闘 中編 作者:緑の帽子


リンク「くそう、こんなに多くの魔物をどうやって倒せば・・・」

魔物たちはハイラル城の目の前にまで迫っていた!

兵士「なんとしても死守します!」
リンク「・・・俺が先頭に出てあいつらを倒してくる!」
ソード「そんなの無茶よ!ただの剣でどうやって倒すの?」
リンク「・・・でも、このまま引き下がるわけにも行かない」
ソード「・・・分かったわ、でもどうなっても知らないからね!」

2人は城下町に向かって走り出した

ダークリンク「あいつら・・・自分からやられにきやがった!ククク・・・」
ゼルダ「・・・」
オメガ「自分の弱さを身をもって知るがいい!」

リンク「くそう、ぜんぜん効かない・・・」

リンクは魔物たちと戦っていた

ソード「本当にみっともないわね!」
リンク「じゃあソードはあいつらの弱点が分かるのかよ?」
ソード「トーゼンよ!」

ソードは魔物の周りを飛び始めた

ソード「このタコみたいなのがオクタロックよ。普通にきれば楽勝!そして、
    あの豚みたいなのがモリブリン。攻撃を上手く盾ではじくのよ」
リンク「よく知ってるな〜」
ソード「どう?少しは見直した?」
リンク「ああ」

ダークリンク「オメガ様、あいつらは上手く戦っています!」
オメガ「・・・もう少し強い奴がいいかもな・・・」

そう言った後、再び黒い塊をかかげた

魔物「オメガ様、お呼びで?」
オメガ「ああ、始末してほしい者がいてな・・・」
魔物「了解しました・・・」

魔物は一瞬でかき消えてしまった

ダークリンク「たかが知れた奴らにこんなものをよこす必要などあるのですか?」
オメガ「お前でも始末できなかったのだろう・・・」
ダークリンク「・・・」
ゼルダ「・・・たとえどんなに強い魔物をよこしたってリンクは・・・リンクは、負けま
    せん!」
ダークリンク「・・・お前は黙っていろ!」
オメガ「よせ!ゼルダには大事な仕事があるのだ」
ダークリンク「・・・」
ゼルダ(私をどうするつもりなの・・・)

リンク「だいぶ始末できたな・・・」
ソード「あんたなかなかやるじゃない!」

魔物「ククク・・・そいつはどうかな?」
リンク&ソード「・・・!」

(なんて殺気なんだ・・・)

魔物「お前がリンクか・・・クククまだガキじゃねーか」
リンク「なめるな!」
ソード「だめ!今のあんたにかなうハズが・・・」
魔物「ククク・・・自らやられにきたか。おもしろい!」

魔物は剣を振りかざした!

リンク「うわーーー」

リンクはがれきの中にふき飛ばされてしまった・・・

魔物「俺としたことが・・・見失ってしまったぜ」

リンク&ソード「・・・・・・・・・」

リンクたちはがれきの中に身を隠していた

ソード「無茶なことをして・・・大丈夫?」
リンク「いてて・・・右手をケガしたみたいだ」
ソード「ほら、私の話を聞かないあんたが悪いのよ」
リンク「・・・」
ソード「あいつの名はスタルナック・・・魔物の中でもかなり強いのよ・・・」
リンク「じゃあ一体どうすれば?」
ソード「シーーーッそんな大声出したら・・・」

スタルナック「ここにいたか小僧・・・」

リンク&ソード「・・・!」

(第5章に続く)


第4章 ハイラル城の死闘 中編
 
2005年4月9日 作者:緑の帽子