- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第1章 狂える勇者 作者:緑の帽子

そのときフォーソードから見たことのないような魔物がはい出てきた・・・

リンク「こいつが魔物・・・なんて巨大なんだ・・・」

その魔物はガノンとグフーが1つになったような姿だった
あの巨大な体に、額にはあの巨大な1つ目、そして背中には巨大な翼が
ついていた。

魔物「やっとフォーソードの封印が切れた・・・ついに外に出られたのだ・・・
     この俺を封印した忌々しい人間どもよ、今思い知るがいい!」

リンク「まてっ名をなのれっ」
魔物「ん・・・?いい度胸だ、気に入ったぞ。俺の名はオメガとでも言おうか」

リンクは持っていた剣を抜こうとした

ゼルダ「待って、その剣じゃだめ、フォーソードを抜いて!」
リンク「でもその剣は普通の人間じゃ抜けないんじゃ・・・」
ゼルダ「あなたは・・・あなたは勇者の子孫なの!」
リンク「俺が・・・勇者の子孫だって!?・・・分かった」
オメガ「ごちゃごちゃとうるさい小娘がっ・・・いや、ゼルダお前はには用がある」

するとオメガは1人の大男に姿が変わりゼルダをさらった・・・

リンク「ゼルダを放せ!」
リンクはフォーソードを抜き4人になった。

緑「ゼルダを助けるぞ!」
青「じゃあまず俺が・・・」
赤「違うよー俺だってば」
紫「こんなときに喧嘩をしてる場合かっ」
赤青「そうだった・・・いくぞっ」

オメガ「ハハハ・・・傑作だ、面白いことを教えてやろう」
緑赤青紫「何が面白いんだっ!」
オメガ「お前は時の勇者でも風の勇者の子孫でも何でもない。お前はただ
     の薄汚れたクズでしかない。その証拠を見せてやろう。」

オメガが合図すると黒い影の塊が出てきた。やがて人間の形になった。
緑赤青紫「・・・俺たちになった!?」
???「オメガ様、お呼びですか?」
オメガ「ダークリンクよ、そいつらの夢を覚まさせてやれ、勇者の子孫でも何でも
     ないとな!」

オメガはそう言った後、闇の中に消えていった。

緑赤青紫「ゼルダーーー!」
ダークリンク「ククク・・・お前らが勇者の子孫だと?笑わせるなっ 俺こそ本物の
        勇者の子孫だ」

ダークリンクの左手にはマスターソードがあった・・・

緑「なぜお前なんかがマスターソードを・・・」
ダークリンク「言っただろう俺は勇者の子孫だって・・・」
赤「何でオメガに従っているんだっ?」
ダークリンク「俺は勇者の影から生まれた・・・言わばもとからお前たちとは敵対
        する事になるという事だ」
青「何だ、お前はただの影じゃないか。俺たちだってフォーソードを抜けたんだ
   俺たちが本物の勇者だ!」
ダークリンク「うるさい・・・黙れ!ああそうさ、俺は影さ。しかし影には影の力が
        ある。見せてやるぜ!」

そう言った後、ダークリンクはマスターソードを振り下ろした
すると、剣先からひとすじの光が現れリンクたちに向かい飛んできた!

リンク「ぐわーーー」
間一髪、どうにかリンクはビームをフォーソードで受け止めた・・・

ダークリンク「ちっ受け止めたか・・・だが剣をみな」

フォーソードはさっきの攻撃で折れてしまった・・・
折れたフォーソードは力を出せずリンクも1人に戻っていた・・・

ダークリンク「今度こそお前の負けだっ」

ダークリンクは再び剣先からビームを出してきた!

リンク「うわーーー」

リンクは遥かかなたへ飛ばされてしまった・・・

ダークリンク「あいつら・・・くそうっ」
そう言い残し彼は闇えていった。

ダークリンクは左手にけがをしていた。
そう、リンクは1発目のビームを跳ね返していたのだ!

(第2章に続く)


第1章 狂える勇者
 2005年3月22日 作者:緑の帽子