- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
プロローグ 封印された魔物 作者:緑の帽子

これは、『4つの剣+』の『ハイラルアドベンチャー』での出来事が伝説になったころの話である。

グフーとガノンを封印したフォーソードは、ハイラルのとある小さな神殿の中におさめられ長い間魔物に襲われることなく平和な時を刻んでいた。
これから起ころうとする悲劇を知らずに・・・そう、フォーソードの力が弱まり今、とてつもなく恐ろしい巨大な魔物が解き放たれようとしていた・・・

ある日、ゼルダ姫はいつものようにフォーソードの封印を確かめるため幼なじみのリンクとハイラル城を後にした。

兵士「姫様、お気をつけて。リンク君、いざというときは任せましたよ」

リンク「大丈夫さ。いつもそんなことを言って何も起こらなかったじゃないか」

兵士「それないいのですがね」

ゼルダ姫「さあ、行きましょうリンク」

神殿まではそう遠くはなく城下町を出てすぐの森の中にあった。

リンク「ゼルダ〜、歩くの速いよ〜」

ゼルダ姫「何行ってるのよ、男の子でしょ、もっとシャキッとしなさいよ。
あっ、見えてきたわよ!」

森のしげみの奥に、例の小さな神殿が見えてきた。

リンク「さあ、フォーソードの封印を確かめよう」

ゼルダ姫「ええ。」

(でも、魔物を封印しってるってほんとかな?)
リンクは心の中で疑いつつ神殿に入った。

「・・・!?」

2人は驚いた。
フォーソードが不気味に光っている・・・

ゼルダ姫「封印が解けようとしているわ・・・」

リンク「そんな!どうしよう・・・」

ゼルダ姫「まだ間に合うわ、力を貸して・・・」

リンク「うん!」

そのときフォーソードから見たこともないような魔物がはい出てきた・・・!

(第1章に続く)



プロローグ 封印された魔物
 2005年3月13日 作者:緑の帽子