- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第八章 戦闘開始 作者 こたっきー


 リンクとラーズは朝10時ごろに目覚めた。
 「おはよう、ラーズ。」
 「おはよう、リンク!!!んじゃ、イリシア城に行こうぜ!」
 「おう!」
リンクとラーズは起きて、すぐイリシア城に向かった。向かっている途中に、
 「リンクウゥゥゥゥゥゥゥゥ。」
と帽子の中から声がした。リンクは帽子の中をすぐ見てみた。そこにいたの
は......、
 「妖精、ナビィか?」
 「おい、リンク。そいつと知り合いか?」
 「うん、知り合いだよ。紹介するよ。ナビィ、って言うんだ。」
 「へぇー、ナビィかー。俺はラーズ。よろしくな。」
 「リンク、とても重大なお知らせがあるの、実は・・・・」
そこでいったんナビィは黙り、続けた。
 「実は、もうそろそろ、デグの樹様の子供にいろんな知識を教え
に帰らなきゃいけないの」
リンクは黙った。ラーズも黙っていた。そして口を開いた。
 「そうか、その為なら、戻ってもいいよ」
 「ごめんねリンク、ありがとう」
ナビィはハイラルに戻っていった。そういう話をしているうちに、
イリシア城があるはずの地にやってきた。しか
し、そこにはイリシア城はなかった。
 「何で無いんだ?場所は間違ってないはずだ。」
 「てめぇー、地図もよめねーのか?」
がーん、またもやラーズの鉄拳がリンクの頭に入った。
 「いってーなー、いつもすぐ叩くなよー。『短気は損気』だぞ。」
 「やかましい。」
 「ぉおほっほっほほほほほっほ、この地にあなたたちは何のよう?」
と上のほうから女の声がした。リンクはすぐ姫だと分かり振り向いた。
 「残念ねー、イリシア城は地下何万メートルのところに埋まっているわ。お
ほほほほ。」
 「イリシア姫!!!俺をハイラルに帰せ!!!」
 「無理よ。おほほ。」
 「このやろー。」
 「じゃあ、今からうるさくなりそうだから、先帰るわ。ごきげんあそばせ。ぉおっほほほほ。」
 「まて。」
その後姫は消えた、と同時に何かが上から降ってきた。
 「ちっ、何だ?」
とリンクとラーズは落ちてきたところを見た。そこには2体のモンスターがいた。
1体はスタルフォスではない骸骨戦士、2体目は銀色の姿をした蜘。そしたら
骸骨戦士が話しかけてきた。
 「この餓鬼共が俺らの相手だと。あんまがっかりさせるなよ。」
 「あー、がっかりなんてさせないぜ。貴様こそ俺とリンクをがっかりさせんなよ。」


 「ふっ、身の程を知らん餓鬼は、地面に這いつくばる事になるぞ。なぁ〜、シルバースパイダー。」
その言葉にラーズは切れてしまった。
 「何だと、このやろー。」
 「ともかく戦闘開始だ!」
その言葉の直後戦闘は始まった。

To be continued.


第八章 戦闘開始
 2005年7月29日修正  作者:こったきー