- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第四章 城内侵入 (作者 こたっきー)


 リンクは、デグナッツリンクに変身して、デグ花を使い、空を飛んで、
城の敷地内に入った。寝ていた兵士の鎧を取り、兵士になりすました。
それから城内に進入した。城の中は、意外に明るく、蛇の像がいっぱい
立っていた。そして、どんどん奥に進むと大広間に出た。今夜は宴会だ
ったらしく、兵士などが酒を頬っていた。
 
「お父様、そろそろ寝ます。」

という女の声がした。リンクは聞こえたほうに目をやった。そしたらその女
は夢に出てきた女そっくりだった。リンクは、その女をつけて、寝室に行っ
た。その女がベットに入る瞬間、リンクはたずねてみた。
 「おい!!!!お前はこの国の姫か??」

 「いかにも私がこの国の姫じゃ!」
 「じゃあ、お前が俺をここに連れてきたやつだな。」
 「ああそうだ、待ちくたびれたぞよ。」
 「何のために俺をここに連れてきた?俺を元の国、ハイラルに帰せ!」
 「この条件を受けたら帰してやる。」
 「どんな条件だ!」
 「戦(いくさ)でお前がわれわれの味方になり、戦って勝ったら返してや
  ろう。」
 「俺が戦(いくさ)!?」
 「どうした?するのかしないのか、さっさと選んでもらおうか。」

リンクはちょっと考えた後にこたえた。
 「無理だ、俺は出来ない。」

 「じゃあ帰せん。」
 「たのむ、帰してくれ。」
 「無理じゃ。」
 「なら力ずくでも帰してもらおう。」

剣をひき、盾を構え、リンクと姫は戦いになった。
 「はぁー」
姫がいきなり黒い玉(ダークボール)を飛ばしてきた。
 「でやぁああああ」

リンクも負けずに剣で跳ね返した。それから15分間ぐらい、黒い玉(ダー
クボール)を打ち合った。そして、姫のほうに黒い玉(ダークボール)が飛
んだとき、姫は跳ね返し、もう5個黒い玉(ダークボール)を増やして飛ば
してきた。リンクは気づかず、一個目を打ち返した瞬間に、5個の黒い玉
(ダークボール)にあたった。

 「うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
リンクの体に激痛が走り、後ろに吹っ飛ばされた。

 「きゃああはっはははははは」
とまた黒い玉(ダークボール)を飛ばしてきた。リンクは体に激痛が走った
と同時に麻痺もしていた。リンクはうまく返せずに黒い玉(ダークボール)
にあたってしまった。
 「ぐわああああああ」

 「元、時の勇者リンクよ、さようなら。地獄に落ちるのじゃ。」
姫は黒い玉(ダークボール)をまた投げてきた。それは今までとは一味違
った。黒い玉(ダークボール)の大きさは、かなりの大きさだったのだ。リンク
は倒れながらもあきらめなかった。逆転のチャンスが必ずあると、そして当
たると思ったとき、左手の甲が輝いたのだ。

 「何だこのエネルギーの強さ、私の力の3倍以上じゃないか」
 「ぐうぇーーーーーくうううう」

その光は黒い玉(ダークボール)を打ち消した後、リンクの体を包んだ。そし
て、リンクの傷と麻痺を治して、すっかりリンクの体は元に戻った。
 「なんだこの力は。よーし姫よ、覚悟しろ。」
そして、リンクは姫に切りかかった。

 「やばい。これでもくらえっ!」
姫は切りかかろうとするリンクに魔術を掛けた。

 「うわああああああああああ」
リンクは叫び声をあげながら、ラーズがいる町のほうに飛ばされた。

 「はぁはぁはぁ、おのれリンク、後ちょっとでやられるところだった。
はぁはぁはぁはぁはぁはぁ」
バタリ。姫はその場に倒れた。

To be continued.


第四章 城内侵入
 2005年4月23日 作者:こったきー