- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
第1話 勇者の子孫 作者:ジュリア

 ハイラル城下町
 人々が行きかいにぎやかな町、城下町。ココに少年リンクはいた。
彼は伝説の勇者リンクの子孫である。
が、世間からは「伝説など昔話」などと言う理由で信じてもらえなかった。だが、リンクは昔から剣技が特意で、剣道では右に出る物はなかった。やはり先祖からの遺伝なのか。そして、彼を信じている人物それは・・・・
「え、ゼルダが?行きます。」
朝早くから兵士がやってきてリンクは起こされた。どうやらゼルダがリンクを呼んでるらしい。リンクは着替えて、剣をつけると兵士についていった。

 ハイラル城
「リンク!」リンクが城に着くとゼルダが出迎えた。
「スイマセン、朝早くから呼び出して・・・・。」ゼルダが謝ると、
「別にいいよ。ところで用件は?」リンクは軽く流すと、本題に入った。
「ええ、実は一緒に森に行ってもらいたいのです。」
ゼルダが言った。
「森へ?なんでまた・・・。」リンクが聞くと、
「実は今朝、不吉な夢を見たのです。ハイラル中に魔物があふれ出し、森の方から不気味な仮面を付けた男が現れて、ハイラル中を焼け野原に・・・。」
ゼルダはそこまで言うと口を止めた。思い出すだけでも恐ろしいらしい。
「わかった。じゃあ、行こう。」リンクが勇んだ。

 これから起こる恐ろしいことも知らずに



第1話 勇者の子孫
 2005年7月10日  作者:ジュリア 
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