- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
地上編 続編 「白い悪魔v黒い死神〜第一話」
 
作者: NIGHTMARE


 ニルク達は酒場でホットコーヒーを飲みながらババ
抜きをしていた。ニルク達はレディオーナの話に耳を
傾けていた。レディオーナは言った。「確かにマスタ
ーソードは私の祖先が作った物だ。しかし、時の神殿
に行けない限り、打ち直すどころか入れもしない。そ
れに打ち直すには、強力で神聖な特別材料がいる。そ
して後は神の呪文だ・・・。魔を封じ込める巫女の祈
りだ・・・。それが完璧でなくては聖剣は打てな
い。」するとサファイアが言った。「なるほど。で、
その特別な材料とは一体?」レディオーナは指を折り
ながら数えて言う。「確か・・・女帝の鱗と神龍の
牙・・・それからケルベロスの角と木霊の雫・・・。
子羊の血が必要だ・・・。」するとレイアが言った。
「ほな、雪がやんだらその材料探しにいこか。ジッと
しとってもつまらへんし。」その一言に皆が頷いた。
一時間ほどして、雪がようやく止んだ。ニルク達が外
へ出ようとしたその瞬間!すさまじい突風が吹いた。
その突風はやがて竜巻となり酒場の扉を壁ごと吹き飛
ばした・・・。すると不気味なかん高い笑い声が聞こ
えた・・。「フフフフフ・・・勇者気取りの小僧とそ
の妙な連れ・・・。お前達がそうだな?我が名はホワ
イトグレートデーモン。お前達のお探し物はこれだろ
う?神龍の牙だ。欲しけりゃ私の餌になることだ。た
だし、そこの緑色の小僧には死んでもらう・・・。」
白いローブを着た者はそう言って姿を現した・・・。
サファイアが言った。「目的も言わずに宣戦布告と
は・・・・無礼にも程がありますよ?そんな悪い子
は・・・。」急にサファイアは表情を変えた・・・。
まるで氷のように冷たい微笑みを浮かべて言っ
た・・・。「・・・お仕置きですね・・。」
ニルク達と悪魔の戦いが始まった!!!


地上編 続編 「白い悪魔v黒い死神〜第一話」
 2006年5月28日  作者: NIGHTMARE