- ゼルダの伝説 オリジナル小説 -
小説第二段 天界編  作者: NIGHTMARE


 ここは天上界のセントラルキングダム。神々の住む
場所・・・、そして全ての神々の王・・・絶対神のい
る場所・・・。空の上の白い雲の上に立つ世界だ・・。
その果てしない雲の上に一つ、大きな都があった・・・。
その都の上には大きな城があった・・。
この天上界の宮殿だ。その宮殿は・・・朝から何かと
忙しかった・・・。絶対神である天の帝が仕事で留守
なので、代わりの第二の神が地上から戻ってき
た・・。さっそく朝議で下界の問題について話してい
たその時・・・一人の兵士が入ってきた。そしてこう
言った。「月の神子様!ただいま時の女神様の配下か
ら神令(神の使う、いわば速達の知らせ)が・・・。」
月の神子は眉を顰めて言った。「どうした!」
そしてまた兵士が言った。「時の女神ティミエルード
様が何者かに連れ去られたようです!!応援要請
を!!」「なんだと!!!ティミエルードが連れ去ら
れたと!?マズイぞ・・・ティミエルードがいなくな
れば帝の直轄地以外の全ての都市や人間界全ての時間
が止まり逆走し始める!!急ぎこの事を帝にお伝えせ
よ!!下手をすれば天界も人間界も魔界も跡形も無く
消え去る!!そして200の兵でその犯人の後を追え!!
私は急ぎ下界へ行く!!あとの事は光の神子に任せ
る!」月の神子は急に立ち上がってそう言いながら宮
を急ぎ飛び去った・・。「あいつらの時間が止まって
いなければ良いが・・・。」月の神子は心でつぶやい
た・・。さてこの次からはまたニルク達の話に戻る・・・。


小説第二段 天界編
 2006年5月28日  作者: NIGHTMARE