「シャディ、探索続行するの図」 ようやくのことでゴブリン達から逃れたシャディ…装備品の殆どはゴブリンがどこかに持ち去ってしまい、なんとか残されていた剣と松明だけを手に地下迷宮を進んでいた いま引き返したところで得る物はなにもない、戻っても臆病者と笑われるだけである この程度の苦境は冒険者生活では、日常茶飯事であった 「武器があるだけマシよ…」 シャディは、そう思い先に進むことを決意した… 防具はおろか着れるような布キレさえなかった為、熟れきった乳房と匂い立つような秘境を晒したままなので、どうにもこころもとなかったのであるが